煩悩まみれのヨゴレ系純愛ラブコメ
性癖歪んだ拗らせアラサーが二人。マッチングアプリなどという魔窟にてまみえれば、繰り広げられるは地獄の様相に他ならず。だがそれはそれとして楽しかったのだ。目の前に居るのは、二次元は二次元と諦めていた、己の煩
悩に染まりきった願望ですら、さらに超え得る理想の体現者であったのだから。
『ねえーお願いだからさっさと襲い掛かってくれたまえよカモリ君』
「絶対に嫌だ俺はサエと純愛したいんだ」
意地と意地のぶつかり合い、もとい欲望と欲望の恥も外聞もかなぐり捨てた殴り合いは、傍目にはイチャついてるようにしか見えず、事実ただイチャついているだけに過ぎず。
ヘタれて黄ばんだ安物枕ような、どことなく酸っぱい臭いのする汚れたオトナの恋愛模様を、電子の海へ投げ捨てる。
※この作品はフィクションです(重要)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 07:30:00
60487文字
会話率:56%
現在から10年後くらいの近未来。A国の総合調査組織に属する捜査官ソラと、兄弟である二人の中年男の恋愛模様。アクションとミステリー、犯罪における推理なども織り交ぜながら進む長い話。
最終更新:2024-02-22 14:01:34
94399文字
会話率:36%
恋を忘れていた30過ぎの杏子(きょうこ)と、仕事を通じて
出会った西宮(にしみや)とのオトナの恋の始まり方。
若い年代の活気があふれる渋谷で待ち合わせ、仕事とワインと
ちょっとしたツマミに、ちっぽけな警戒心がほどけていく杏子。
見た目の
魅力に加えて、少年のような笑顔に杏子は目が離せなくなっていく。
幾重にも重なる西宮の優しさと、慈しみに杏子は、次第に恋に似た感覚を思い出す。
ふわふわと浮上するような気分のまま、連れて行かれた先で、杏子は
「ちょっと後悔」な気持ちになるが、その後の西宮の言葉と優しさが
杏子の心を動かすことになる。
渋谷駅前の再開発が始まる前の、リアルラブストーリー。
転載:不可です。こちらだけ限定公開とします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-17 20:25:23
9155文字
会話率:43%