好きなものは最初に食べる? それとも最後にとっておく?
究極の命題を終わらせる意欲的エッセイ(自分で言うな)
最終更新:2021-12-16 11:29:08
1175文字
会話率:7%
拙作「水属性の魔法使い」の主役涼と、準主役アベルの会話を、つらつらと、なんとなく、ぐだぐだと書いていくものです。
肩の力を抜いて読んで欲しいです。
「なあ、リョウ」
「なんです、アベル」
「その、ものすごく物欲しそうな目で見るのは、なん
とかならんか?」
「アベルの気のせいじゃないですか? 僕はいつも通りですよ」
涼の爛々と輝く目は、アベルの手元のイチゴのショートケーキに向いたままだ。
そして言葉を発する。
「ケーキは、一日一個までと決まっています」
「うん、俺は何も言っていないぞ」
「でも、権力者が、どうしても二個目を食べろと言えば、それは不可抗力というかなんと言うか……」
「……」
(第一話より抜粋)
各話1000字~3000字程度で、さらっと読んでいただける……はず……予定……多分。
もちろん、全部新作です。
web版にも書籍版にも載っていません。
初出。
だいたいにおいて、アベルの執務室が舞台となります。
基本的に、「水属性の魔法使い」本編読者向けのものではあります。
そのため、本編を読むと、より一層楽しんでいただけると思います。
とはいえ、「本編、100万字超えてるじゃないか、長いよ!」と思い、
読むのを躊躇される方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方向けに、配役の説明
涼(リョウ)=ボケ役:水属性の魔法使い、C級冒険者、本編主役
アベル=ツッコミ役:剣士、A級冒険者、ちょっと偉い立場、本編準主役
二人の関係性=いうなれば戦友? 涼はアベルの護衛的立場でもある
上記の配役を頭に入れておけば、読むのに役立つかと思います。
本編読了の皆様は、本作を読み、二人の会話を懐かしんでいただければ嬉しいです。
本編未読了の皆様は、本作を読み、「水属性の魔法使い」本編に興味を持っていただければ嬉しいです。
「午後の会話」ですので、ケーキとコーヒー成分が多めです。
本編「水属性の魔法使い」には、こんな会話をいっぱい入れております。
面白いなと思っていただけたなら、ぜひ本編を……。
(ちなみに書籍版は、web版の数割増しで、こんな会話が増えております)
とりあえず、書籍版が出版されるまで更新予定です。
更新は、毎週金曜日21時頃予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 21:00:00
24679文字
会話率:45%
花守小学校にはトイレの花子さんの噂があるが、高山峰咲はいつでも花子さんに会えるチケットを持っていた。ところがある日、放課後にトイレに向かうと、花子さんはいなくなっていた。担任のショーケース西原に話を聞くと、どうやら給湯室の渡辺に誘拐されたの
ではないかとのこと。早速そのカギを握る用具入れの西田に話を聞くが、イチゴのショートケーキを残したまま掃除用具入れから忽然と姿を消していた。だがその時、呆然とする咲と西原の前に現れたのは、カブトムシの乱獲以来行方をくらませていた、ロッカーの道子さんだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 15:42:26
3218文字
会話率:53%
「おいしいケーキ、見つけたぜ!」
友人の淳に紹介されて一軒のケーキ屋に案内される。そこのケーキ屋には仕事が早く、気遣いができ、優しくて、そして可愛い女性の店員さんが働いていた。その女性の店員さん目当てで男どもが群がるほどの別嬪さん。近所の
男どもはきっと彼女と青春したいんだろうな。
だがそんなことはどうでもいい。
俺がなぜこの店に来たかと言うと淳がおすすめのケーキがあると言ったからだ。あの甘いものに目がなく、同時に味にうるさいあの淳がおすすめだと言うケーキがあると言うのだ。だったらそれを食べようじゃないか!
「イチゴのショートケーキ一つと紅茶ください」
恋愛小説にぎりぎり転がり落ちない青春短編小説はいかがですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-08 16:00:00
19255文字
会話率:44%
■【ほのぼの/短編】■イチゴがのったショートケーキを食べようとするだけの話。
最終更新:2014-07-16 19:14:10
2007文字
会話率:30%