イツキ・ディアボロは昔、栄華を誇ったS級ダンジョン『ラプラスの悪魔』を創ったディアボロ一族の末裔の魔物最上位種のアークデーモンであった。
魔法、戦闘、スキルとも最上位のアークデーモンであるはずが、イツキはとても弱いアークデーモンだった。
特
にスキルは持っておらず、イツキという真名持ちでありながら、役立たずとして就職していたS級ダンジョン『臥龍洞窟』をクビになった。
今後の展望を『スライムさんの村』で考えていると、アークデーモンと同じ最上位種のサキュバスにカツアゲに合う。
小さく抵抗していたイツキはサキュバスから固有スキル【魅了】で全財産を奪われそうになった時、誤って【魅了】を反射してしまう。
これは、無能と言われた最上位種アークデーモンとそれに恋してしまったサキュバスの二人で最強のダンジョンを創るために奮闘する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 08:49:24
37315文字
会話率:32%
『私は神様でーす☆』
どうやら俺は死んだらしく、血塗れの服で真っ白な空間に独り居た。
流石に説明が欲しかったので、必死に呼び掛けたら、現れたのは幼女だった。
『虻に刺されて、右のおっぱいだけAカップからBカップに……』
やめて!信じる
からやめてえーー!!??
どうやら、行きつけのスナックで酔っ払いの争いを止めようとした行為が、利他的な行いとして理を外れ、転生させてもらえるらしい。
そうして渡された進路希望の用紙。
いやなんでやねん!?軽いわ!?
って、転生先……選べるの!?
テンプレにも程がある?
いいじゃないか、ファンタジー!!
男の子は地味に憧れるもんなんですぅー!!
あ、ビールお代わりお願いします。
あ、ハイボール?
俺が作りますよ。
嫌がらせの如く顕現された、俺の殺害現場のスナックで。
神様とお酒を飲みながら。
俺は来世に思いを馳せながら、用紙を埋めようと……
ちょっ!?勝手に手を持って書かないで……って種族決めないでー!?
あーあ、アークデーモンになっちゃったよ。
まあいいか。
やりたいこと?
そうだなぁ、楽しそうだし、ダンジョンマスターがいいな。
『でも、狙われますよー?』
え、マジで。
あー、そういやダンジョンって、一攫千金の夢の詰まった場所だもんねぇ。
でもさ。
ダンジョンだからって、戦わなきゃいけない決まりはないと思うんだ。
まあ、多少は戦うかもだけど。
そこは、折角転生させてもらえるんだし、頑張るよ。
よし!
【六合真日(りくごうまなか)】、前世での死因は中身入りの酒瓶で後頭部強打!
来世の種族はアークデーモン!
ダンジョンマスターとして、面白可笑しく生き抜きます!
あ、固有スキルはこんな感じでお願いします。
はい、そうそう。
よし!
それじゃ今度こそ、真っ当に生き抜きます!
いってきまーす!
※この作品は2021年2月15日より、カクヨム様にも投稿開始しています。
1話目から手直しをしつつ投稿していますので、この機会に是非読み直しにご利用ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 07:00:00
1369921文字
会話率:29%
私の名前はジェリカルデムアウトリアスマイリーリアルデリーゼ・オディアル・マイラトス。
上級悪魔だ。
私は人間の生態というものを観察にやってきた。
当然、悪魔の姿でうろつく訳にも行かないので変身の魔法を使っている。
今の見た目は、人間の雌に他
ならない。
……はずだったのだが。
悪魔の冒険者ライフはドタバタ喜劇の香り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 15:02:34
57644文字
会話率:45%
中学生の咲は異世界転移した先でアークデーモンに育てられた。身長が2メートルはあるアークデーモンは種族的に胸がすごい。女は窒息死の凶器にもなる見事な胸を持ち、男は分厚い胸板を持つ。
おかげで咲はいつになっても「まだ大人にならないのか?」と尋ね
られる。
本編2話完結。その後も番外編は増える可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-06 08:00:00
15382文字
会話率:38%
ヒトが魔族を滅ぼさんとする世界で。
勇者一行が魔王を倒し、そして魔王の置き土産でその勇者一行も消滅した後、アークデーモンの魂として外道魔女に召喚された俺は次期魔王を目指すことになった。
・大幅改稿しました。
最終更新:2017-10-05 04:00:00
37529文字
会話率:50%