アル・アジフ、またの名を「ネクロノミコン」
その禁断の書物を産み出したアブドゥル・アルハザードが失踪して200年。飢餓、疫病、戦乱が渦巻くヨーロッパで翻訳と写本が行われた頃、東の果てから一人の旅人が現れる。
それは魔典ネクロノミコンを滅
ぼす者。混沌の使者に復讐を誓うエジプト神を宿し、アルハザードの末裔である旅人は魔典を追い続ける。
新たな展開のクトゥルフ神話の幕が上がる。
※カクヨムとの二重投稿になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 00:08:30
218776文字
会話率:48%
中央国クレイアデス公爵家次男、アルハード・ボールドウィンは自他共に認めるおちこぼれだ。
大将軍である父には見限られ、社交界の重鎮である母にはいないものとして扱われる。兄は若くして第三騎士団の団長。姉は国一の魔術師とまで言われている宮廷魔
術師筆頭。
そんな超が付くくらいのエリート家族の中、アルハードは剣も魔法も才能が皆無の平々凡々。いや、それ以下である。
誰からも期待されない。見下され、陰口を囁かれる。公爵家に仕えている者達にも遠巻きにされる始末であった。
そして、アルハード自身も自分に期待などしていない。むしろ父の機嫌さえ損なわなければ、親の七光りで生きていけると開き直ってすらいた。
仕事もせず、ただ無意味に日々を過ごすアルハードは、ある一冊の本を手にする。
名を『アル・アジフ』
その本との出会いが、アルハードを変えていく。
とある邪神を召喚してしまったが為に、王都では指名手配犯となり、アルハードの親の七光り生活は唐突に幕を閉じる。
誰もアルハードを知る者がいない場所。そんな地を求め旅に出たアルハードは、『インスマス』という僻地に辿り着いた。
これは、アルハードが『インスマス』という地で、『神話生物』と呼ばれる異形の存在達と国を作り上げていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-14 12:30:39
307808文字
会話率:26%
現代舞台のクトゥルフ神話小説を予定。あらすじ等はその内書きます。
不定期更新というか気が向いたら更新注意。
最終更新:2016-08-01 21:00:00
59473文字
会話率:17%
転校生の黒乃ナイは瞬く間にクラスの中心になった。
そんな彼女に違和感を抱いたハルキは彼女を避けるように過ごすが、黒乃ナイはハルキの側に現れるようになる。
そして、ハルキは趣味の山歩きで奇怪な事件に遭遇し、その過程で自分の秘密と黒乃ナイの正体
に触れる事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-13 10:48:16
66485文字
会話率:18%