《神の祝福》によって人間は「死」というものが100歳になるまでない世界。傷も病も何もかもが修復され、他種族は絶滅し人間の独壇場である。そんな世界で主人公のサン・アイヴズは王都の騎士団に入る夢を抱いていた。年に一度開催されるアグスティア祭の大
会で準優勝以上を果たせば、王都の騎士団に入るチケットが手に入る。エレアに追いつくためにも、絶対に優勝しないと!!そんな思いで必死に戦い続ける。しかしそれは最後の幸せであり、絶望の始まりであった。
主人公視点で基本進んでいきます。グロい描写がかなりあるので、苦手な人はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 07:00:00
112962文字
会話率:54%
「またね」シリーズのひとつ。時系列は「行方」の後。
土井の部屋。幸美は土井に質問を投げかける。アイヴズの曲が流れる。
* * *
── 世界は不思議で満ちている。
── そして疑問でできている。
「ねえ、私
はどうしてここにいるのかしら?」
「また突然だなあ」
疑問に対する答えはあるのか?
1990年前後のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 12:07:21
41772文字
会話率:25%
彼が繰り返し言及する作曲家はドイツ系の作曲家に限られ、特に現代音楽においてはシェーンベルク、ベルク、ヴェーベルンらが褒め称えられ、バルトークもショスタコーヴィッチもほとんど触れられず、プロコフィエフやアイヴズは全く出てきません。
最終更新:2021-04-16 09:02:39
3044文字
会話率:0%