「またね」シリーズのひとつ。時系列は「行方」の後。
土井の部屋。幸美は土井に質問を投げかける。アイヴズの曲が流れる。
* * *
── 世界は不思議で満ちている。
── そして疑問でできている。
「ねえ、私
はどうしてここにいるのかしら?」
「また突然だなあ」
疑問に対する答えはあるのか?
1990年前後のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 12:07:21
41772文字
会話率:25%
結婚記念日は夫婦二人だけの大切な日。
しかし年を重ねるごとに薄れがちに……
そうならないことを祈りつつ。
最終更新:2017-04-21 18:48:38
1767文字
会話率:50%
そして、最終篇です。この三作品はエッセーではなく、文学にジャンルを設定しましたが、実はどっちでも良い。著者からしても、このお話がエッセーであるのか、それとも文学であるのか、決めることはできない。ただ、自分の作品にあまりにも『エッセー』とした
のが多かったため、三つの作品だけは『文学』として、メリハリを付けたかったところがあります。文学は題でもなし、ジャンルでもなし、内容でもない。私の作品を最も愛してやまないのは、他の誰でもない、私自身であるのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-26 10:39:51
1398文字
会話率:0%