(あらすじ)西暦というものが破棄されて魔法が注目を浴びはじめた時代。世界には政府の教育政策失敗によって魔法文字すらロクに読めないゆとり魔法使いが増加しつつあった。この対策として政府は魔法文字を現代語に訳す翻訳、そして翻訳された魔法文字の中か
ら不要な誤字などを取り除いて文を正式な体裁に整える校閲という有資格者の選定を開始。
これによりゆとり魔法使いが旅をするには翻訳、校閲の同行が必須となった。
さて校閲者、キタムラは縁あってゆとり魔法使いのヤギシマ、翻訳者のリプニーとパーティを組み、ヤギシマの脱ゆとりの為の3級魔法使い昇格試験に挑むことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 09:09:35
82240文字
会話率:38%