異世界転生した俺の得た力は『フラグ操作』だった。
いわゆるあれだ。
「やったか!?」→やってない
「あんな奴に勝てる訳がない……!」→逆転勝利
「あんたの事なんか好きでも何でもないんだからねっ」→好き
……ちょっと違ったか?
まぁそんな力を
得たので、異世界ライフを満喫するぜ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 23:00:00
2253文字
会話率:51%
魔王軍四天王の三番手、魔将軍ギルガン。
魔王打倒の旅を続ける勇者と聖女の前に立ちはだかった彼は、勇者の一撃で致命傷を食らってしまう。だが、意識の遠ざかる彼の耳に、勇者の言葉が聞こえた。
「やったか!?」
いや。それを言われて負けた悪役はいな
い! ギルガンは己の全ての力を総動員して立ち上がるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 15:13:19
2802文字
会話率:26%
例えば、最大火力の攻撃を魔王にぶつけて、仲間がこう叫んだとする。
「やったか!?」
やってない――そんなお約束のパターンを、口に出したり行動に起こしたりすることで再現させることができる者がいた。
世界でただひとり、そんなお約束を引き起
こす能力『お約束と誓約《フラグ・エンゲージ》』をもつシキは、魔王側で「やったか!?」と「まさか、無傷だと!?」を繰り返し、ほぼノーダメージで魔王討伐を成し遂げる。
彼を金で雇った美少女勇者三人組は、世間一般の評価とは裏腹に彼こそが真の勇者であると認め敬愛し、勇者パーティーの一員として在籍することを望むが――
「断る。輝かしい舞台も栄光も、権威も名誉も、俺には必要ない」
不用意に目立つことを嫌うシキは、それを拒絶する。
どうしても納得できない彼女らは、魔王討伐の褒賞である館でシキと一緒に暮らし、彼の力を世に知らしめようとするが――巻き起こるのは、シキを中心としたお約束による混乱の数々。
「だから、人前に出たくなかったんだ……」
自動的に巻き起こるお約束の困難を、チート染みたお約束で打倒する!!
コレは、王道を王道で裏返し、邪道を突き進む王道物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-10 00:07:03
138837文字
会話率:44%
【不可避な現実<フラグ>】
それは世界の根源。
世界の基盤。
この世の物理法則よりも高位に存在する回避不可能な概念。
それは魔術が一般社会に浸透し、学問の一つとなったこの世界においても同じだった。
パンを加えて走れば曲がり角でゴッツ
ンコし、気配を感じそちらを向いても誰も居なく安心して振り返ると目の前に現れ、異性からのお誘いを受ければそのままゴールイン。
所詮は二次元、創作の中の産物と笑う者もいるだろう。
が、そうでないのも存在する。
それが恐らく次元に関係せず、どの世界にも確立している【最強のフラグ】
兵士は言った。「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ」
リーダーは言った。「俺が戻って来るまでここを離れるんじゃないぞ!」
味方は言った。「や……やったか!?」
仲間は言った。「ここは俺に任せて先に行け!」
それこそが最強にして無敵の、絶対のフラグ【死亡フラグ】
時にソレは人間のみならず神にまで及ぶ事もある。
『ラグナロク』
という名の北欧の神々を一掃した最大級の死亡フラグ。
そしてそんなフラグを断ち切ろうと世界を巻き込む魔術師がここに。
『ーーーーなぁ、お前
死亡フラグって知ってるか?ーー』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-14 22:10:53
7705文字
会話率:8%