とある森の奥深くにそびえ立つお城には、恐ろしい見た目をした男が住んでいる、という噂がありました。
男は野獣のような姿をしている、と――――。
「あぁ、傲慢な王子様だろ? 十何年かまえに、魔女を見た目だけで判断して、手酷い扱いをしたせい
で呪いを受けたらしいぜ」
そんな噂を聞いた、街一番の美貌の持ち主と言われているジーナは、叫びました。
「呪いを受けて野獣に⁉ 獣? どんなモフモフなのかしら⁉」
……ジーナは、重度のもふリストでした。
人語を話せるモフモフと戯れたさにお城に突撃するジーナと、『心から人を愛し、愛されなければ、人間には戻れない』という呪いを掛けられている野獣な王子の、奇妙な攻防戦の開幕――――。
「ぜひ、ぜひっ、そのモフモフな姿のままで!」
「いやだ! 私は人間に戻りたいんだよっ」
「いやですっ!」
二人に幸せな未来は訪れるのでしょうか⁉
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