ふふふふふふふふふふ
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最終更新:2021-11-05 17:17:41
230文字
会話率:0%
主人公のリリスは美しく聡明な少女である。幼い頃、故郷の村を魔女狩りによって焼かれ、体制への復讐を誓った彼女は、信頼する悪魔ムルムルとともに力を蓄え、ついに王都を焼き滅ぼした。しかし、復讐が完遂したまさにその瞬間、リリスは、王都の住民の最後の
生き残りである幼い少女によって、連鎖する復讐の刃にかかってしまう。朦朧とする意識のなか、ムルムルは口を開き、自身の裏切りを告げた。「なかなか楽しかったよ、リリス。こうして、悲劇のシナリオを繰り返して行くことだけが、永劫のときの中での僕の唯一の楽しみなんだ」唯一無二のパートナーであると思っていたムルムルによって裏切られた、それどころかはじめからすべてが彼の手のひらの上にあることを知ったリリスは、炎に包まれながら、その血塗られた生涯に悲劇の幕をおろした・・・はずだった。しかしてリリスは蘇った。そこは故郷の跡地。魔女は一人微笑んだ。「うふふふふふふふふふふふ、おバカなムルムル・・・なんて可愛らしいのかしら。あなたが何を考えているのか、私にわからないわけがないじゃない・・・」さて、準備をしましょう。あなたが私と永久に一緒にいられるように・・・
旧題: 災厄の魔女は自分を裏切った悪魔を復讐(あい)したい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 21:45:38
59267文字
会話率:47%
この物語に続きはない。
彼らには物語もない。
もし君がこの物語を読んで、何かを感じたというなら......。
頂上に何があるのかだけ、気にしていてほしい。君ならすぐに気付くことができる。だからこそ、下にいる彼らのことは忘れて、それだけを考え
てくれ。
きっとそれが、彼らへの救済だから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-06 11:27:35
4723文字
会話率:37%