ヒカリは中学一年の林間学校で一人迷子になり、いつの間にか異世界へ迷い込む。一人暮らしの魔女に拾われ、それ以来ずっとその魔女を師匠と仰いで魔女修行に明け暮れていた。
それから三年経ったある日、ヒカリは師匠に「独り立ちしな」と言われてポイっと
放り出されてしまう。
「師匠、思っていたのと違うんですけど! 魔法がおとぎ話ってどういうこと!? 魔女は娼婦じゃないですから!!」
魔法が忘れ去られた世界でひよっこ魔女となったヒカリは、苦労性副隊長と出会い、やがて世界の異変に巻き込まれていく。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-07 17:00:00
125523文字
会話率:32%
その昔、禁忌の魔法に手を出し世を混乱に陥れた魔女がいた。
賢人たちにより最果ての森に追いやられたその魔女は、今は拾った少女を一人、弟子として育てている。
弟子の名前はミナ。
彼女だけは知っている。師匠は優しい魔女だということを。
「お婆ちゃん、行ってきます!」
ミナは旅立つ。師匠の汚名をすすぐために。
そして辿り着いたのは人や物が凍りつく不思議な街だった。
人々はその原因をどうやら師匠の仕業だと疑っているようで……?
これは謎を追う中で、ひよっこ魔女が夜明けの魔女と呼ばれるに至るまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-15 23:51:17
71151文字
会話率:42%