なりきれない悪役 小説家になろう　作者検索

禁を冒して危険区域に入った天使が下級魔に襲われて傷つき、聖域であるギムナジウム（ドイツの学校の一種）に逃げ込んだ。 しかし、そこは廃校になって三十年が経過した、力のおとろえた聖域だった。 飛べなくなった天使は、助けを呼ぶための魔法陣を校庭に描き始める。 しかし、いつの間にかその姿をじっと見つめている悪魔の姿があった。 恐怖におののきながらも悪魔と会話をはかる天使。 そこに、さらに二匹目のより大きな悪魔が現れた。 獲物の奪いあいに戦い始める悪魔たち。 天使ははたして、悪魔に食われることなく天界に帰り着くことができるのか？ また、すぐに彼女を襲わなかった最初の悪魔の意図とは？ ハイファンタジーでもローファンタジーでもない彩東士郎式ファンタジー劇場、第二段をお届け致します。 どこかで似た話を読まれている方は、できれば教えて下さい。 また、こういう変な話が好きな方がいらっしゃいましたらおっしゃって下さい。 新しい話か続編をひねり出します。 どうぞよろしくお願い致します。　さいとうしろう 折りたたむ>>続きをよむ

大好きなカイルを守るために、ティアはリーリエをいじめ、自分が悪役令嬢になることを決意する。したこともない、いじめに戸惑い、悪役になろうとすればするほど、心が泣き叫んだ。 それでもカイルを守り、リーリエと幸せになってもらうにはこれしか方法が思い付かなかったのだ。折りたたむ>>続きをよむ

とんでもなくマイナスな主人公が女の子に変えられていくのが読みたかったんです。可愛いですよね、「なりたがり」「やりたがり」「嘘つき」って。