いつも通りの何気ない、味気ない帰り道。
自分の足音に重なるように響く、もう一つの足音。
そいつはアパートの近くまでずっと着いてくる。
「オタクのストーカしてどうするよ。普通は逆だろうに。なあ」
やがて音はしなくなり、平穏な日常に回帰できるか
と胸を撫でおろした。
そのとき、自宅ドアの前に一つの影があった。
「よお、久しぶり」
見知らぬはずなのに、自分のことをよく知る女(?)と邂逅するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-11 19:39:30
9984文字
会話率:62%
実験小説。学校の十三階段にまつわる話を一文字ずつ減らしながら説明する。
本当は13行で終わらせたかった!!!!!!!
最終更新:2019-06-06 00:22:56
200文字
会話率:0%
ヒースクリフはモテなかった。
壊滅的なまでに、滅茶苦茶に、凄まじいほどにモテなかった。
たぶん醜男なのが原因だと考えた。
そうして童貞のまま三十歳を迎えたヒースクリフはあるアイデアに至った。
美少女にモテない? だったらどうするよ。
なっ
ちまえばいいじゃん、美少女に。
美少女になれば女湯も入り放題で、学園に行けばお姉様……と美少女達が慕ってくるに違いない!
ヒースクリフはバカだったが、頭は良かったし、能力にも恵まれていた。
それから百と五十年後、ついに研究を完成させたヒースクリフは美少女となった。
これは性別や肉体を超越した存在が欲望のままに美少女を求めて生きる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-19 13:08:43
33200文字
会話率:31%