戦場で死んだ斎藤勇馬は日ノ本を憂いながら死んでいったが、次に目を覚ましたのは異世界だった。
斎藤は魔族などが統治するバルバルト魔王国の王子として新たな両親から名前と生をもらい、申し訳ない感情を持ちつつも成長をしていく、その中で自分の生まれた
魔族などの人族以外の異種族が迫害をされ一方的に捕まえられ奴隷にされていることを知る。
それと同時に自分が戦争に出る前まで読んでいた小説の内容に近い世界だということに気づく。
斎藤は小説のようなことにならないようにいろいろな策を練ったが魔王国の領土以外で迫害されている種族を助けていることにより人族による魔王国への侵略戦争が始まった。
この物語は必死に国を何とかしようとするが物語という大きな流れに逆らうとする一人の青年の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-28 17:00:00
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会話率:52%