王都の司書を志し、王立魔法学術院の門を叩いた田舎娘・アイラ。だが、始業三日目にして彼女は早くも留年の危機に瀕していた。突然の休講、消えた魔導書、割れ続ける眼鏡――日々、しょうもない呪いに侵されながら、アイラは司書免許に必要な単位を無事に修得
できるのか?
* * * * *
登場人物
〈眼鏡割り〉のアイラ…上京したての眼鏡の女の子。司書になるために勉強するみたい。
〈放蕩〉シャルロッテ…アイラの寮の先輩だけど、留年したから同級生。卒業はしたいみたい。
〈爪弾き〉のジャスパー…同級生。魔法の扱いには自信があるみたい。
〈跋扈する〉サイサリス…同級生。首席としての威厳を示したいみたい。
〈根腐れ〉パルマージ…同級生。サイサリスといつもいがみ合っているみたい。
トルネオ・ウェイリー…レブストルの教授。基礎魔法演習Ⅰを担当するみたい。
バートン・ダズリン…レブストルの講師。魔法書取扱基礎Ⅰを休講にしたみたい。
◆エピソード0◆
四級受呪者の前日譚
https://ncode.syosetu.com/n9087jv/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 20:10:00
26740文字
会話率:36%
しょうもない呪い――ドゥルジ・ナス。それは世界の命運を左右するものを侵蝕する呪い。
人智を超えし神は《いざという時にうっかりしがち》、最強の魔女は《タンスの角に小指をぶつける》、サイボーグは《やけにお腹がすく》。そんなしょうもない理由で世界
は危機にさらされる。
殺されることで呪いを解くことができる菊月晶のもとに、規格外の彼女たちが、彼を殺すべく集まってくる。
「そんなしょうもない理由で殺されたくないです!」
ごくごく普通の少年である菊月晶は今日も必死に殺されよう奔走する!
親戚のお姉さんが、地球の命運をかけて機械の獣と死闘を繰り広げていることが判明しても、これから行うデートが妖狐相手で命がけであったとしても!
「ボクも世界も死にたくないのに!」
※集英社ダッシュエックス文庫『ボクも世界も死にたくないのに』の2巻原稿です。
掲載に至った経緯に興味がある方は以下をご覧ください(トラブルではないです)
http://syosetu.com/userblogmanage/view/blogkey/1407971/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-21 19:00:00
96077文字
会話率:53%
ある日曜日に、東京タワーで写真を撮った二階堂。その写真には悪霊が写っていて、二階堂に恐ろしい呪いをかけて行く。解けば正常、解かねば不幸の恐ろしい呪いを二階堂は解くことができるのか?
さて、更新は不定期。
最終更新:2012-09-17 10:35:13
26610文字
会話率:47%