身の回りで不可解なことが起こる少年、航平はある夜いつの間にか見知らぬ神社に迷い込み家に帰れなくなってしまう。理不尽な出来事に腹を立てる航平にしゃべるカラスが話しかけた内容は、とても信じられない突拍子もないことだった。
最終更新:2023-08-20 03:54:54
15389文字
会話率:33%
王宮に勤めるエリート文官の家で住み込み家政婦をすることになったロミだったが、就職初日にとんでもないものに出くわした。
赤黒い色で「ゆるさない」と記された紙切れ。
全身黒ずくめの主・クロムは気にする様子もなく、文字の書き間違いを指摘する始末。
「もしかして呪術だと思っているのかい? 僕は健康そのものだよ。それにほら、綺麗なタトゥーだろう?」
証拠とばかりに素肌を晒したクロムの身体には、ぐるりと纏わりつくように絡む黒い蔦模様が。
おまけに主人の傍にいるカラスは人間の言葉を喋るときたものだ。
どこからどうみてもヤバそうな案件だが、借金返済のためにはこの高額仕事、投げ出すわけにはいかないでしょう。
くちから先に生まれたような使用人ロミは、天然ボケも甚だしい主のために、カラスと共に呪いに立ち向かうのであった。
おもに、給与のために。
全四話・8/9で予約投稿
7:00、12:00、16:00、20:00
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 20:00:00
15481文字
会話率:45%
『僕』はしゃべるカラスと出会い、嫌々世界を救うことになった。
最終更新:2014-04-02 22:03:28
13533文字
会話率:9%