今この世界には、やれ神様やら神の子やらチキュウという異世界からやって来たとんでも人間やらがあふれている。そしてそいつらは何かしら超人的な能力やら才能やら武器やら魔法やらを持っていて、十中八九人間の側について、ゴブリンやオークといった魔物や
闇の勢力の者達の生活を脅かす。
ちょっと待って、魔物達が何か悪いことをしたか? ただ化け物という理由で一方的に攻撃し、略奪し、殺戮しているだけではないか。おかげで彼らは滅亡、絶滅寸前だ。そもそも大半の魔物に対し人間は知能で勝っている上に、チート共までついている。少し身体能力が人間より優れているだけの魔物たち相手に勝てるのなんて当たり前ではないか。なのに弱い者いじめをして、やれ神だの、神の子だの、勇者だの英雄だのもてはやされやがって。
よろしい、なら僕は魔物と、それを従える闇の帝王の側につく。そして7年間鍛えた武術の腕と、蓄えた軍事・兵器関連の知識で、チート共にお灸をすえてやる。これは決して、転移の際に何の特別な能力やら才能やら武器やら魔法やらを与えられなかったことに対する腹いせや妬みなどではない。断じて違う。そこ、笑わない。くそ、今に見てろ。僕を笑う連中に必ず吠え面かかせてやるからな~。あ、これ、負け犬のセリフだ。
と、いうわけで、
強くて健気で誰より優しくて、でも僕の大切な人の敵で闇の帝王な彼女。
父は神話の大英雄、誰(魔物)が相手でも紳士的でクールな超イケメンだけど、それゆえ道行く人を惚れさせ意図せず百合の園に導いてしまう罪作りな彼女。
海では無敵、陸では無能、元は国の誇りとカルタに詠まれ、親しまれながら、実戦でほとんど活躍できないまま沈んだ世界に名高き大戦艦な彼女。
そして超人的な能力やら才能やら武器やら魔法やら一切なし、7年間武術を鍛えながら実戦経験皆無、軍事・兵器関連の知識はあれど実践、実現は全て他人頼りの僕。
常識人ほぼ不在の混沌メンバーにて、チート共に挑む。あ、これ負けそう……
そんなバトルあり、戦術・戦略あり、兵器・魔法開発あり、シリアス、突然の笑い、感動あり、冒険
後オリジナル戦記化予定の超大作(読者様の評価があれば書き続けます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-03 21:36:44
58612文字
会話率:17%
小学生のころいじめられ、僕は剣道にすがった。そしてメキメキ成長して、ついた二つ名は「狐」
後悔なく僕は1人死んだ、筈だった。
なぜだろう、魔術を普通に使う世界に生まれ、剣の技術は廃っていた。
しょうがない。魔術にも勝るものを教えてやろう
ひたすら強さを求める主人公──
何度も見る見知らぬ夢──
成長の矢先──?
女神が転生させた理由とは──?
この世界は一体、何なんだ──?
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不定期更新です。コメント返信はよっぽどの事が無い限りします。
1話、1話がとっても短いのでもし1話の内容長い方がいい!って人はおすすめできません。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-20 19:44:28
22635文字
会話率:47%