消費税を0にするかどうかが激論されている選挙戦のただ中にあって、もし海外から見てそれが「日本をさらに安売りするための政策」に映るとしたら――この選挙戦は、どう転んでも、日本をダイソーのような薄利多売の構造に押し込めるものだと感じずにはいら
れません。
それが事実だとしたら、もはやこの国の根幹は静かに、しかし確実に揺らぎ始めているのではないでしょうか。
たとえ自民党が大敗し、食料品の消費税が0%になったとしても、海外から日本に向けられる政治的な目は、今なお冷ややかである――そんな現実が消えることはないように思えます。
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最終更新:2025-07-05 23:07:25
699文字
会話率:46%
自分がカロリー制限されているため、カロリーが表示されていないラーメン屋のラーメンを食べられない男が行った事。
しいな ここみ様主催企画「麺類短編料理企画」参加作品です。
最終更新:2024-10-01 13:00:00
1071文字
会話率:9%
山本花子26歳、仕事無し、彼氏無し、引っ越したばかり。新しい街で始める生活に絡んできたのは『魔術師のタロット』と呼ばれるトートタロットを扱う女の子。
花子さん人生初めてのトートタロット占いで、人生をどう変えていくか。占いを軸に、人と街とあ
れこれの日常を綴っていきます。
◇
「カランカラン」
「いらっしゃいませ」
喫茶店の扉を押すと、いい音色のベルが鳴る。これこそ喫茶店!って感じでいいよね。
そして、店員さんの声。あれ、思ったより若い?
「お好きな席へどうぞ」と声をかけられ、店内をぐるりと見渡す。テーブル席が幾つかと、カウンター席、ね。
私がカウンター席に座ると、おしぼりとお冷やがさっと出された。お腹の主張に負けて、座ったとたんに視線はメニューに釘付け。
「えっと、ホットコーヒーと、あと……ナポリタンください。」
メニューの最後にあったケーキセットも捨てがたいけれど、まずはご飯から!と、喫茶店の定番メニューを注文した。
「ナポリタンとホットコーヒーですね。少々お待ち下さい。」
◇
とある街のとある商店街にある、とある喫茶店。
花子がそこで出会ったのは、若い男性店員と、看板猫と、様々な人達。
人との距離を縮めてくる人、見守ってくれる人、そしてトートタロットとの出会いが、花子に大きな変化を促します。
作中に出てくるタロットの内容は、占い師としても活動している作者によるリーディング例として書いていますので、実際の占いを体験しているような気持ちを味わっていただけるかもしれません。
日常に、人生に、そっと寄り添う占いの世界と共にお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 21:00:00
113037文字
会話率:61%
「おひや、いらんかえーー」「お冷や、どうどすーー」
京都の町に間延びした売り声が流れた。盆の期間限定で出現する白川女(しらかわめ)の一団だ。
何事だろうと人が振り返った。手甲脚絆に草履履き、紺の筒袖も被った手拭いも時代錯誤の白川女。
それは
夏休みの課題研究でやってきた高校生だった。
記者の質問攻めに重い口を開いた彼女は、テレビスタジオで商品説明をすることになった。
迎え火とともに出現し、送り火とともに行方をくらます彼女たち。
これは、真夏の古都におこった小さな出来事の記録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-17 08:31:37
10405文字
会話率:31%
初めまして、ウェイトレスのバイトをしてます優乃美って言います。16歳のみずがめ座です。
バイト中だったのですが、異世界に召喚されてしまったようです。
私物は全部ロッカーの中でした。
持ち物はお冷やの入ったピッチャーだけです。
そんな私ですが
、無理難題をふっかけられて困っています。
魔王を倒してほしいだなんて、初期装備ピッチャーのウェイトレスにそんな頼まれても困ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-02 21:11:08
13144文字
会話率:19%
バーで。。。。。。。
最終更新:2013-09-18 18:33:48
390文字
会話率:0%