前世の記憶のお陰で、十五歳にしてチート軍人であるラゼ。ある日、上司である鬼畜宰相閣下に呼び出されたと思ったら、単独長期任務を言い渡される。どんな過酷な任務かと身構えれば……
「やはり、これは君が適任だ。ラゼ・オーファン中佐。君には、今春から
セントリオール皇立魔法学園に通ってもらう」「…………ハイ?」
どうやら、殿下を始めとするお偉い様のご子息ご子女の「見守り役」に抜擢されたらしい。貴族サマが集まる学園に入学することに。
キラッキラな学園生活に戸惑いながらも、将来虐められないように生活を送ろうとしていたところ、どうやらこの世界には彼女の知らない秘密が隠されているようで。
「オイオイオイオイオイオーイ! 乙女ゲームなんて聞いてないよ?!!!!」
護衛役として金の卵たちに傷など付ければ、自分の首がサヨウナラなのに、自分は悪役令嬢で破滅フラグが立っているのだと言うお嬢様が現れて?!
彼女の破滅は、己の破滅——。
ラゼは今日も学園生活を(命がけで)見守っています。
◆書籍化が決まりました! ご評価、ご感想、誤字報告など、本当にありがとうございます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 00:39:05
456186文字
会話率:36%
ついカッとなっちゃった……。
ポンポン口から出るのは良いんですけど、それで手足が簡単に動くなら、人間達はもっと幸せで生きているのは楽しいと思うんですがね。
ばら撒き配達ってどんな感じかを、短編にしてみました。ポスターとかでたまにあるでし
ょう?……そーいう配達は、基本的にない方が良いですし。
今回は配達だけしかその様子を見せてませんが、それを用意する費用や対応などの協議とかって安くないですよ。ポンポン言えるもんじゃなく、それに見合った価値も当然求めたいものです。チラシを配る感覚で言ってるんじゃないか?ってお偉い様に疑っちゃいますね。
あなた達の懐が潤ってるでしょ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 06:00:00
4366文字
会話率:49%
不運な人生で死んでしまう手島志堂。しかし神様からの恩返しに知らない場所にリスタートして伸び伸び成長する。才覚の儀式では何故か「異端児」扱いにされてしまうが儀式で授かったものは…実は神様直伝のものだった!
最終更新:2024-05-01 20:00:00
20193文字
会話率:40%
「……これからお世話になります。」
「好きにしろ、俺はお前に期待してない。」
僕は今日からこの人の召使いになる。……自分の過去は自分で乗り越えないといつまでも記憶に残る。
僕は召使いの頃の過去を乗り越えるために、耐えながらも仕事に励む異世
界の物語が幕を開ける……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 16:29:43
5372文字
会話率:77%
僕の妻は、耳かきが大好きだ。自分の耳をコリコリするのもさることながら、他人の耳をコリコリと、かき散らかすのが何よりお好き。妻は、僕の耳が耳くそだらけだとしても、決して嫌がらない。むしろ大喜びだ。
「あーたーっす!」
と、人の耳の穴に向か
って、大声で怒鳴ります。うるさい。
妻は、僕の耳の穴に、さあ、今まさに耳かき棒を入れるって瞬間、
「行ってきまーっす!」
と、声高らかに宣言する。……いったいどこへ行くというのか?
でさ。世間の皆様。国のお偉い様。僕、思うんすけどね。耳かきは、国家資格にするべきではないでしょうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-14 09:04:06
1868文字
会話率:15%
振り向いたら身一つで異世界へ飛ばされた少年、烏間真護(からすましんご)。大した知識も経験もなく、頼れるのは喧嘩慣れした自分の体だけ。そんな中見たのはお伽噺でしか聞かないような魔法の数々。しかし真護にその力は使えなかった!それに対して見下して
くるお偉い様方。そんな世界で真護は生きていけるのか!?ここに新たな異世界ファンタジー開幕!
作者の初投稿です。感想・批判などしてくれるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-16 21:00:18
4614文字
会話率:28%