俺は流浪(るろう)の剣士であり、数多(あまた)のダンジョンを攻略してきた、凄腕の剣士でもある。
そんな俺が現在挑戦している洞窟には、かつて見たことがないほどの強敵が棲息(せいそく)している。それでも、俺は最深部にある宝物庫(ほうもつこ
)まで後僅(わず)かのフロアに到達する。
しかし、あることがきっかけで、俺はかつて味わったことのない緊急事態に陥(おちい)ってしまった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 14:08:45
2850文字
会話率:29%
裏切られた。
肉親に。家に。守るべきものにさえ貶められ、最後に命を落とした。
「死を見ること、帰するが如し--」
それでも。
未だ夜の闇に悪鬼が出るのならば、私は戦いましょう。
世のために。人のために。
ですがーー
「あれ、えれべーた
ーが動かない? え、そこでくるんですか!? ちょっちょっちょ、狭い狭い!」
ーーやはり鬼から逃げなければならないげーむというのは、おかしいと思うんです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-19 07:07:27
6499文字
会話率:30%