「退学ですか……?」
王都に位置するローセンタル魔法魔術学園。
学園が始まって以来、最大の魔力保持者だと騒がれ特待生として入学したロマナ。
その三年後、落第生として学園を退学させられる。その原因となったのは膨大過ぎる魔力にコントロールが効か
ないせいだ。寮も追い出され、意地悪なクラスメイトに馬鹿にされ、ロマナが向かった先は、死んだ母が経営していたベラドンナの魔女工房だ。
荒れ果てた店で出会ったのは、ロマナの魔力を吸って動くラピ執事。隣に住む鍛冶屋の息子ギータ。母の作った薬を求める騎士団長のヨルラン。そして、美しい銀髪の謎多き青年レオ。
たくさんの出会いと冒険を越えて成長していくロマナに託されたのは、唯一、母だけが作れたという薬を作ること。
果たして落ちこぼれ魔女ロマナに「ベラドンナの劇薬」を創り出すことが出来るのか--。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 09:37:19
16099文字
会話率:45%
うさぎのぬいぐるみの執事の独白です。
詳細は「ミーコとうさぎの執事」でどうぞ。
最終更新:2023-01-07 16:22:20
494文字
会話率:0%
美湖は自分のことをミーコと呼ぶ幼い女の子。彼女はゴミ置き場に放置されていた古いうさぎのぬいぐるみを拾って家に持って帰った。するとそのぬいぐるみはしゃべって動き出し、執事のトージと名乗った。そして美湖をお嬢様と呼び、彼女の遊び相手になった。
そのことは美湖と小学生の兄の正史だけの秘密だった。はたしてトージとは一体・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 22:16:45
20278文字
会話率:59%