十五歳になって冒険者になった黒魔法師の私は、『片翼の風』というB級冒険者のパーティーにスカウトされるけど、二年経っても初級攻撃魔法しか使えない落ちこぼれだった。
そんなある日、『災厄の森』でゴブリンの群れに襲われ、絶望の淵に立たされた時、
【無間魔法】という最強の魔法を身につける。
これでパーティーの役に立てる!
そう思った私だったが、パーティーのみんなとの関係は悪くなっていき、そして。
「悪いが、お前をこの『片翼の風』から追放する」
告げられたのは、無情の言葉。
これは、落ちこぼれだった黒魔法師が最強の力に目覚め、追放と共に始まる、優しい物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-26 19:46:50
5605文字
会話率:38%