「私」が語る「僕」のお話
何者にでもなれる可能性がある、何者でもない「私」と、天使の「僕」の話
最終更新:2025-05-12 15:29:30
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押し殺したはずの感情が1人の少女が奏でる音色で蘇る。そして絶望する。
天使のカナユメはいつものように天国にいる人間が寝たらその人間の夢に侵入して夢の世界を奪う仕事をしていた。
その人間が最後にどうなるのか知っていながら。
だってそれ
が仕事だから.......。
ある日いつもと同じように感情を殺し天国にいる人間が眠った後に夢の中に侵入し夢の世界を奪っていたカナユメ、だけど一つだけいつもと違うことが起きた。
その日カナユメは初めての人間の夢に入った。
そしてその夢の持ち主の女の子を遠目で見てしまった。
それがいけなかった、だってたった一瞬で一目惚れをしてしまったから。
だが天国には【恋をしてはいけない】
【天使は人間に姿を見られてはいけない】
天国を疑ってはいけない
などの絶対の掟がありそれを破ると......。
これは絶対に許されない恋をしてしまった天使と人間のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 04:02:13
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会話率:43%