遠堂愁二(えんどうしゅうじ)は暗い毎日から脱出するべく親戚が住んでいる瀬戸内海に浮かぶ小さな島、長沖島(ちょうおきとう)の学校に晴れて通うことになった。しかしその島には代々たる不吉な習わしが存在していて…。
最終更新:2010-01-16 21:59:11
2331文字
会話率:28%
少年の日の夏の思い出……小さな冒険と小さな恋。果敢なく過ぎ去る幼い日々は、何時もヒグラシの声に滲んでいる。主人公瀬戸内朋也がちょっとませた、多感な小学生時代を綴る。
最終更新:2008-10-31 23:45:04
46601文字
会話率:22%
「わたしは天乃川怜音。浩哉、あなたをわたしの守護霊にしてあげる」ある日、高校生の瀬戸内浩哉は、あの世の裁判官である天乃川怜音に殺されて彼女の守護霊となる。しかし、それが悲劇の始まりだった。怜音を捕らえようと、あの世からやって来る使者の軍団。
彼女の盾になり、幾度も殺されかける守護霊の浩哉。果たして浩哉は怜音を護り切り、元の生活を取り戻すことができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-04-15 13:33:39
60449文字
会話率:37%
686年10月2日大津皇子は謀反の疑いをかけられ、自害させられた。その前日、大津皇子の皇子・粟津王は吉備の船乗りの手によって救い出されていた。10年後、粟津王・カイは養父・リキとともに帆船に乗り半島を行き来していた。旅の途中、児島の津で恐ろ
しい妖物に遭遇する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-05-29 19:51:58
55792文字
会話率:34%