一度文明が滅んだ後、人々は各地に残る遺跡の発掘・復元を通して、それなりの技術を復興させた世界。
舞台は遺跡である巨塔〝教典の塔〟を利用して発展した都市。主人公であるソフィアは、十二年前に機械人形に両親を殺され、自身も死にかけたが何とか生
き延びて、両親の友人たるグレンに引き取られ、家業である喫茶店を経営していた。しかし表通りの方に協力なライバル店が出現し、店は閑古鳥が鳴く。暇に伏する生活を送っていると、ある日の夕方、ふらりと行き倒れた青髪の少年、タートを拾う。少年は両親を殺され、どこから逃げてきたらしく、ソフィアは警察に届けようとするが、何故かグレンが反対し、そのまま少年との生活が始まる。
一方その頃、街の上層部では、発掘された制御装置が逃げ出したと大騒ぎになる。街は治安維持部隊である【鋼鉄兵団】を派遣して制御装置の捜索に当たるが、得体の知れないたった一人の灰色の男に武力的な介入され、捜索は難航する。そして一週間、二週間と日にちが経ち、タートもソフィア達との生活になれてきた頃、買い物の帰り道に鋼鉄兵団に襲われ、タートが重傷を負う。そこからソフィア達の日常が崩れ始める。
本作はPxivなどにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-23 21:10:20
115480文字
会話率:50%
2022年。未曾有の大暴風雪「雪の女王」以来、四季のほとんどが冬になってしまった日本。そこでは氷上のスポーツが盛んになっていた。
一方その頃、流行とは無縁な田舎の稲花高校、女子カーリング部は部員数の少なさに悩まされていた。このままでは大会「
冬戦争」にも出ることはできない!
そこで白羽の矢が立ったのは、奇妙な振る舞いと「幽霊が見える」という噂から「七不思議」と揶揄されている七冬椿であった。
気温は低いが熱血なオカルトカーリング小説!
※休止中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-26 09:30:53
29718文字
会話率:42%
おぉう!これは珍しい!音楽で神に認められたやつが居る!ん?何々、そいつが異世界に転生?うん、丁度良い肩ならしになるだろう、ちょっくら言ってくる。魔法と剣とドラゴンだ!青年「竜牙」は普通の世界に潜む最強魔術師。とある暇つぶしのために転移するこ
とに...一方その頃
「神崎アスナ」は少女を助け、自分は死んでしまったと言うテンプレ的なことが起こり、音楽の神に身体強化をつけて転生させて貰う。紅と銀の絶妙なハーモニー、どうかお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-28 03:34:49
5867文字
会話率:40%
神奈城悠が六本木に行きたくないと思っていた頃、抱えていた大量のワカメが爆散した。
それを機に彼女は未来に生まれる大きなエネルギーの動きが矢印状に見えるようになる。
一方その頃、黒澤明輝は付き纏う幽霊から必死に逃げながらこの世の下らなさを踊り
で表現しようとするが、
ダンス部に入ろうと思ったのに担任の澤田先生の手違いで文芸部に入ってしまう。
文芸部のたった一人の部員、もとい部長が幽霊部員だったので黒澤明輝は途方に暮れていたが、
ふとしたはずみで本棚の後ろにカプセルが隠されているのを発見する。
カプセルを開けると、その中から部長の川原成美が現れた。
彼女は意識が四次元の狭間を通り抜けるのを感じる事により、人間離れした反射速度を身につけていた。
神奈城悠は過去の友人を探し、偶然文芸部に足を踏み入れるが、そこに居たのは全く文芸活動をせずに囲碁を打っていた
黒澤明輝と川原成美の二人だった。呆れた神奈城悠は根本から文芸部を変えようとする。
辺野古高専の文芸部では、今日も刺身が冷蔵庫で冷やされている。
現代社会を舞台とした、ちょっとアクションで哲学的な日常ストーリー。
(この小説は「小説&まんが投稿屋」でも連載されています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-19 22:54:21
9088文字
会話率:47%
それは凍てつく様に寒い日槍を持った男に追いかけられる羽目になった。・・・自分は何をしたのだろう一方その頃、平行世界では戦の時代が続いていた
最終更新:2009-01-18 16:16:13
24882文字
会話率:46%
七夕の夜、仲の良い友人たちと自分の住むアパートで天体観測をしていたら、ふと小腹が空いて買い出しに出掛けた金子弥生。それが、自らの人生を大きく変えることになるとも知らずに──。一方その頃、彦星の浮気現場を見てしまった織姫は、あまりのショックで
誤って天の河から落ちてしまい、丁度そこにいた弥生とお互いの頭を打ち付けてしまった。弥生は即死してしまうが、織姫の処置により何とか一命を取り留める。その処置とは、弥生の精神を織姫の身体の中に移し替えるというものだった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-22 21:50:06
1317文字
会話率:29%
夏休み、一人暮らしの資金難から映画館の売店でバイトをしていた主人公。それなりに仕事をこなしていた彼は、映画館は経営難から閉鎖、という話が持ち上がっている事を耳にする。一方その頃、映画館に毎週決まった時間に訪れる少女がいた。しかしどうも誰かと
約束して来ている様子はなく、近所でも見ない顔。不思議に思った主人公はその少女に声をかけるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-04-29 11:34:02
3860文字
会話率:39%