飛び降り 小説家になろう　作者検索

人生に絶望した私は、自殺をしようとしたビルの屋上で、彼に出会う……。

僕は見下げる。ビルから落ちた自分の死体を。気が動転したままの僕に、隣の男が話しかけてくる。「コレ、……俺がもらうな」

恋人に捨てられ、飛び降り自殺をした愛。飛び降りたはずの愛の目の前に、現れた丸々と太った男。男から渡された名刺には、「自殺予防センター木村憲次」と書かれていた。木村の目的は、何なのか？

夕方に会社から帰る男が、いつもと違う道で、変なものを見る話。