日本人が政治参加の権利を持つ一級住民と政治参加の権利を持たない二級住民とに分けられて生活している日本列島。
ベテラン潜入捜査官ジミー・スズキはかつて自分の相棒だった者のクローンの追跡を行なう任務に就く。
この任務でジミー・スズキは小林良太郎
、藤田直美、吉田真冬、山本治という若者達と出会い、そして忘れられない経験をすることになる。
一方、時を近くするもう一人の潜入捜査官アキラ・ナカジマは異能力を持つ少女と協力して、ある一人のロシア人を捜し出す破目になっていた・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-04 03:58:58
308599文字
会話率:46%
秋村楓は池内美咲に恋している。
しかし同性であるが故に、その気持ちに封をし、友達として付き合いを続けていた。
やがて美咲はクラスメイトの男子と恋人になり……。
秋村楓は魔が差して、一つのおまじないに手を出してしまう。
それは悪魔を召喚す
る為の方法で、召喚された悪魔に、楓は一つの願いを告げるのだった。
時を同じくして、一人のロシア人少女が秋村楓の住む町にやってくる。
少女は悪魔を従えながらも、他の悪魔を狩る者であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-10 22:00:55
79754文字
会話率:32%
元フランス外人部隊所属初の女性兵士サラ・ブルックナーは、血なまぐさい戦場から離れ、ごく普通の生活を送ろうとしていた。彼女が引きこもっている間、南欧の島国「フォイオン」で新しいエネルギー鉱石3Xが発見され、世界の資本主義が一変するニュースが起
きた。そのためフォイオンは、資源を獲得しようと画策する世界中の政治家やテロリストの注目を浴びることになった。サラは外人部隊の教官だったベンから、フォイオンの若き国王アンドレを護衛するという新しいMissionを依頼された、しかし国王の婚約者役まで演じるはめになり、傭兵から一転して優雅で豪華な貴族生活と、アンドレの真剣な愛に戸惑う。そんな頃、フランス外人部隊のサラと同期の極悪人二人が、今再び謎の組織「アーネスト」に雇われアンドレを襲ってきた。それと同時にアメリカ合衆国の胡散臭い陰謀がちらつき始めるがその真相は闇の中。そして何よりも極悪人二人を配下に置き国王を襲うボス、クライブの正体は・・・。クライブはアンドレの兄ロイではないか??徐々にテロリストの手口が分かり始める。フォイオン王室の闇が石油利権に絡む国々の思惑と複雑に絡み合う。王室の闇である「亀裂の入った家族」に何もできなかった自分を責めるアンドレ、家族こそはいないが戦友と固い絆で結ばれたサラとの距離が、少しずつ近くなりはじめる。アメリカにうごめく陰謀が見え隠れする中、戦友ロシア人イワンは、アメリカ情報局のメルビィナと密かに組み、謎の組織「アーネスト」を探り始める。残虐非道な傭兵キラー・ディアゴが新たにアーネストに雇われた!北欧訪問中、サラはこの国の皇女バレリーが、アンドレの正式な婚約者だったことがわかり離れようとするが、ディアゴが国王一行を襲い始め、攻撃をうけたホテルからアンドレとサラは間一髪脱出した。そこで偶然育ての親エリーと出会う。安全な場所にアンドレを託し、サラは単身エリーの報道の力を借り陽動作戦で囮になってくれたベンやパブロらを救出に向かう。この時アンドレに初めて、「家族が心配する気持ち」を知る。テレビ中継されたこの事件でアーネストの存在が世界中に知れ渡り、エネルギー鉱石を何としてでも手に入れたいアーネスト、腹黒き国連の企図、不正を隠蔽したいアメリカ大統領の思惑が絡み合い、軍事侵攻を受けフォイオン宮殿は燃え上がる。そしてサラ奪還作戦に動き出すサラの戦友たちは・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-02 19:00:00
30020文字
会話率:42%
あたし、鷹月亜漓栖が大学進学に有利と勧められて入った学校は、珍しい名字や名前の人間しか入れない特殊な学校だった。
入学したのはいいけど、名前が残念すぎる無口無表情イケメン、もうテンプレと言ってもいい金髪ロリツンデレ高飛車お嬢様、自称“和を愛
するロシア人“のミリタリーオタクな美少女、アニメオタクな銀髪少年、ブラコンな理事長の娘さんとか!
お母さん、もうあたし、退学してもいいですよね!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-19 22:41:03
21173文字
会話率:48%
杉宮透は潮の香りのする町が好きだった。
ある日、透は父親の手伝いで、町で一番大きな病院へ立ち寄ることになる。そこで出会った少女は学校の同級生だった。
彼女の名前は篠森沙織。元ヴァイオリニストの父親とロシア人の母の間に生まれた小柄な少女だ。
彼女は―――――――、【】人間関係に問題を抱えていた。
二人が織り成すのは、どこか懐かしく、甘く、そしてどうしようもない物語。
【注】この小説が完結することは、おそらくもうありません。
この作品は、なにか書いてみようと思いたって、それで初めて書いてみた、いわば処女作です。
改めてみると、山のないストーリーで脚本的に全く面白みのない物になっていますが、それでも、ちょっとした自分への戒めというか、物書きとしての第一歩というか、そんな感じで残しておこうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-05 10:00:00
45324文字
会話率:45%
ロシア人のマスターが経営するバー〈イスティエ〉には、バレンタインとあって恋人がたくさん訪れていた。
しかし欧米育ちのロイには、一つ不思議なことがあった。何故日本人は、バレンタインにチョコレートを、女性が男性に贈るのか。いつもより早く店じ
まいにした〈イスティエ〉に、そんな謎を解決してくれる、スペシャルゲストが訪れる――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-14 00:00:00
8272文字
会話率:51%
花巻ニコラはごく普通の、ロシア人ハーフの中学生として、日本の孤児院で暮らしていた。
しかしある日、いつものようにいじめっ子のダンプに一方的なケンカを売られている時、天空より声が聞こえたのだ。
「チカラガホシイカ」
迷わず、欲しいと答える
ニコラ。
しかし、その力を手に入れるには条件があったのだ。
今まさに、天界・魔界に跋扈する黒い権力闘争の果てに、廃位の噂が立っているサンタクロースの地位を継ぎ、サンタクロース二世となることを。
そうとは知らずにサンタクロース二世を襲名したニコラは、やがて行われた森羅万象国際会議の決議により、携帯ストラップの神に左遷されることが決定する。
世界で一番サンタクロースを愛している少年、ニコラ。
そして、はぐれグレムリンのナナ。
二人が平和に暮らす世界は、やがて世界を巻き込むハルマゲドンへと続いていく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-09 09:55:58
108121文字
会話率:34%
ある時、16歳の青年は突如告げられる「おまえは守護者だ」と。
自分の過去に何があったのか、自分は守ろうと思うものを守れるのか、
悩み苦しみながら、答えを見つけるために青年は歩きつづける。
たとえ、その先に破滅が待っていても・・・・。
最終更新:2010-05-04 16:35:10
4363文字
会話率:10%