誰かの記憶 小説家になろう　作者検索

もしも誰かの記憶が自分の中から消えてしまったら？ はたまた、自分の記憶が誰かの中から消えてしまったら？ 例えその状況が現実になったとしても、それは確かめようもない。だって、既に相手は存在しない人間なのだから。

ある日、いつものタバコ屋を訪れるとサンプルといって青いパッケージのタバコをもらった。 『Cigale』とだけ書かれた単純のデザインの見たこともないタバコを訝しみながらも吸ってみる。 煙と共に流れ込んできたのは自分ではない誰かの思考、記憶。 戸惑いを覚えつつもその誰かの記憶を見るために再び火をともす。折りたたむ>>続きをよむ

　＜どうあがいても絶望です＞「つんだ」少女は絶望を覚えた。目の前の男が自分を殺すと無意識のうちに確信していたからだ―――。 　7歳の時に知らない誰かの記憶を思い出したリリティア。将来自分が人間として終わることを知り、その未来を回避するべく無我夢中で逃亡。不思議な男に拾われ、リリティアは自分の人生を生きていく。※とか言ってますが割とライトな方向に進む予定。なお更新は不定期の模様。折りたたむ>>続きをよむ

魔法使いではなく勇者を目指していた誰かの記憶。

気付けば、誰かの記憶が自分の中にあった。 そんな、誰かの記憶と自分の意志で。 歩んでいく少年の物語。 ※一人称小説モドキです。 ※極めて中二病成分が混在します。

水没した声、誰かの記憶

　墜落事故で死に瀕した戸森鴇は、しかし何者ともしれない影の囁きを受けその命を拾う。けれど以後、彼女の体は異常をきたした。まるで時間が固定されたかのような異常恒常性と、それすらも凌駕して身を蝕む高熱。そして夢に混ざり込む誰かの記憶。いくつもの不可解から死が間近に迫るのを予感し、許容しつつあった鴇。けれどある夜ひとりの女性がベランダ窓からやって来て、彼女との関係が、その心を少しずつ変えていく。 ※本作は「アルファポリス」にても同文を公開しております。 　第８回アルファポリスホラー小説大賞、大賞受賞作。折りたたむ>>続きをよむ

忘れていた、壊れていた誰かの記憶の欠片。 少年は、何かを失った。

　センフェロン王国から離れた荒れ地の小さな家に、少年と少女が暮らしていました。 　少年は、少女の２年前に死んだ双子の弟にとてもよく似ていました。 　少年は、自分は少女の弟だと主張します。 　少女は、違うと言い張ります。 　少年と少女はやがて惹かれ合います。 　ですがそれらは全て少年が仕組んだことした。 　少年は誰なのか？ 　少女を愛する心も演技なのでしょうか？ 　全てを知っているのは、彼らが生きる記憶だけ。 　果たして、それは誰の記憶なのだろうか。 ※双子姉弟による禁断恋愛を描きます。苦手な方はバックボタンをどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ

少年に突然異変が！？　少年の心に別な誰かの記憶が。 そこに現れた少女と猫。 少年を救うべく少女と猫は悪戦苦闘する。 僕は誰？　僕は優希？　基弥？　わからない……。 父ちゃん助けてよ。コトリ……君は……？　どうすればいいんだろうか？ 父が亡くなったのは、僕のせい？　コトリも僕のせいで……。 僕はどうなってしまうのだろうか？折りたたむ>>続きをよむ

夢で見た、自分じゃない誰かの記憶。

ある日突然に、誰かの記憶をもらってしまったら！？フラワー・アーティスト【りみ】の不思議体験。