今日もいつものように機械をいじっていると、見知らぬ廃墟にいた。
あたりを見渡せば愛用の工具箱が置いてあった。廃墟には器械の残骸がたくさんあった。これはこれは、修理(解体)しがいがある。これらがあれば、ここがどこだろうと僕は文句はなかった
。
工具箱に忍ばせていた愛読書の『図解 古代・中世の機械技術』と愛用の工具を片手に、自動販売機(硝子魚や魚ジュースが出てくる)を製作し、それを近くの村に設置した。そして、風車を復元するなど、異世界ライフを楽しんでいたら、神の神殿にある「神の器械」を直して欲しいと頼まれた。
そして……壊れ動かなくなっていた運命の歯車が、動き出した。
「機械好き人間(地球人)」と「土偶っぽい形の器械人形(修理品)」が、「埴輪っぽい形の硝子人間(現地人)」の住む世界の危機(機器)を救う!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-25 18:00:00
50054文字
会話率:32%
一日に二回、僕たちは背中の螺子を巻かなければ生きていられない。恋人や知り合いとお互いの螺子を巻きながら、僕たちは島の真ん中にある大きな機械工場で働いている。そんな中、僕はその日、祝賀会が開かれるという話を聞いた。 全四話。完結。
最終更新:2011-11-19 01:48:01
14908文字
会話率:14%
北海道追分高専の機械工学科三年生である少年、轟・日本は、春先の札幌の街で車椅子で暴走する少女、神無・銀と「運命的」に出会う。二人の友情とも恋愛ともつかない曖昧な日常を記録した物語。時代が今より六十年くらい先の未来です。
最終更新:2009-04-03 12:11:10
52409文字
会話率:38%
時代は未知。この時代では、機械工業や技術は発展せずに自然の力を利用した技術が発展した。そして国々は互いにその自然の力を使い、戦争をしていた。そんな中、主人公はどの国にも必ず一人は現れる病気を治す力を持った少女と出会う。そこから、二人の冒険は
始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-10 18:44:12
6732文字
会話率:50%