桜庭町にて、一匹の狼が夜を駆けた。
桜庭町にて、一匹の狼もどきが生まれた。
狼もどきは人間に戻りたいと狼を探した。しかし狼は町のどこにもおらず嘆く狼もどき。だが人間にも物の怪にもなれない半端者を支える優しい狐と蝙がいた。そんな彼らとの距離と
自分の血に悩みながら狼もどきは人間を目指す。※Arcadia様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-04 17:10:29
254483文字
会話率:16%
若き九降士達の戦いの物語。
九降士。
九つの理(ちから)を持ってモノノケ(敵)を滅する集団。
戦いの中で彼ら(彼女ら)は、何を見、何を感じるだろうか?
戦いの先にあるものとは?
その決断。
いずれ伝説になる。
最終更新:2012-10-11 18:02:13
4239文字
会話率:12%
中学生最後の夏休み。雪駄は単衣という「キモノケ」の存在と出会う。
彼女に興味を引かれたのか違うのか。雪駄は東京の高校ではなく、祖母と単衣が住む町、三塚へと進学を決めた。
そんな彼の高校で最初の夏休み。雪駄は高校で入部した「オカルト研究
会」の
課題で、町から離れた場所にあるお化け屋敷へと向かった。
そこは見つけると必ず呪われる、白い髪の人形があるという噂があった。
※自身のブログでも連載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-21 22:03:43
39630文字
会話率:28%
田舎に帰ってきた俺は夜、枕元に立つ赤い着物の女の子と会う。
彼女は着物に宿った「キモノケ」という存在であった。
最終更新:2011-07-09 16:49:57
4444文字
会話率:32%
からり、からりと風車がめぐる。ここは凪町。人とモノノケと神さまが、縁側で一緒にお茶を飲むところ。風車のように風の向くまま気の向くまま、モノノケ達とのんびり暮らす娘さんのお話。
最終更新:2011-03-18 19:35:33
3124文字
会話率:33%
本当はいる――だけど視えない。
そばで感じる――だけど触れられない。
そんな者たちのことを人間は……
”モノノケ” とか”ヨウカイ” とか
そう……呼んだ。
*****
妖怪や鬼、異形を格別惹きつけてしまうとある一族がいた。
食わ
れるか食われないか。
彼らは自らを守るために妖怪変化についてあらゆる知識を得ることで、生を永らえ、ついにはそれを家学とした。
そんな彼らの名は――「正岡」。
そして平安時代から現代にいたるまで、彼らは妖怪達と仲良く生活している。
これはそんな「正岡」達と妖怪がほのぼのと、だけど時にはシリアスに織りなす物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-29 00:00:00
41106文字
会話率:43%
世の中、見えていないだけで化け物なんて溢れる程いる訳で…それを退治するのが陰陽師リコリス。月下堂と言うちょっと変わった探偵事務所で可愛いが無表情な少女雛罌粟、見た目は素敵なおじ様一歩手間な主夫タツナミと共に人類に危害を及ぼすモノノケを退治し
ていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-10 00:57:31
6909文字
会話率:61%
とある静寂に包まれた獣の山で、のっぺらぼうと河童が、実に百年以上ぶりに再会した。酒が進んでいく中、二人は今の社会に関して愚痴をぶつけはじめた。
最終更新:2008-08-07 03:23:59
5404文字
会話率:56%