「ゲームがしたい」
「は?」
とある森の最深部、そこには森を愛し森と共に生きるエルフの一族が住んでおり、若きエルフ族の少年テリー・ウッドエルフは祖父と二人で森の守り人として誇り高く生きてきた。
そんなある日、祖父が人間の世界にあるゲーム機
が欲しいとねだってきた。嫌がるテリーだったが族長である祖父に命令され人間界へ行くことになる。
人間の住む国へと旅立ち、木宮照久という偽名で高校生となったテリー。
無口で大人しいクラス委員長の漁火姫子や暴力的で天真爛漫な清水寧々といった人間達と交流を深めながら、ゲーム機を入手するべく奮闘する人間界留学コメディー物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-12 00:00:00
650713文字
会話率:45%
止まらない時計が欲しかったらね、世界で初めに電池式腕時計を開発した日本の会社のを買えばいいんですよ。ってある人が言ってました
餅は餅屋、時計は時計屋、とも聞きました。
外国のブランド物を高いお金を出して買ってもね、メンテナンスが必要なんです
。
デザインと知名度に惚れたならあなた、メンテナンス代も出せる身分になってから買うんですな。
なんて嫌味なあらすじを書いてしまいましたが、何てことはない、また誇り高く心優しい町の職人の話です。お気軽にどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-27 13:01:53
470文字
会話率:36%
誇り高く、傲慢で、他者を見下す。そんな彼を、私は可哀相だと思う。他の誰より高位の存在でありながら、彼は何一つ手に入れられなかったのだから。だから、せめて。
私だけは、彼の為に死ねる存在で在りたいと思う。
最終更新:2013-08-30 02:50:18
10603文字
会話率:37%
現代ではなく、西でも東でもなく、ましてこの世界でもない場所があった。そこにはバルストール王国という国があって、おおむね平和な時代が多かった。
そしてその国には光の一族と称する少数民族がいた。民族とは言っても様々な人々を受け入れているので
血のつながりで結びついたものではない。
その一族は誇り高く独自の戦闘技術を重んじ、国の支配は必要最低限しか受けずに独立を保っていた。またその戦闘技術は独特で、国の危機を何度か救ったこともあるほどである。
なので一般の市民にとっては変わった民族という程度で受け入れられていて、特別な反感などは存在していなかった。
だが、時の王、セイフリッドはある時、ある命令を下した。
「光の一族を滅ぼす。すぐに軍を動かせ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-29 19:10:11
94897文字
会話率:59%
基本的にこれは! って思ったものをネタに衝動書きしていきます。
どうか最後まで付き合ってください。
最終更新:2011-05-07 17:21:56
7594文字
会話率:28%
それは、一人の皇妃のお話。話をしよう。この帝国で、一番哀れな皇妃と言われる女性(ひと)の話を。誇り高く、静謐(せいひつ)に咲く花のごとく、生きた皇妃の話を。特別な才も能力もなく、それでも自分の人生を、己が力で切り開いて行った、一人の女性の話
を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-05 11:21:26
47601文字
会話率:28%