アダルトゲーム愛好者の間で、伝説的な人気を博したゲームがあった。
その名は『エックス・エクス・クロス』
未知なる存在を意味するXに、過激さと極限を示すEX-treme、そして十字架のCross。このゲームの根幹を成す最重要アイテムの
名が、そのままゲームタイトルに冠された戦略戦術戦闘シミュレーションRPG。
――後につけられた通称は『XXX(サンペケ)』
このゲームの世界の実力者は、大抵がエックス・エクス・クロスという神器を持っている。
この神器は普段は小さな十字架の形をしているのだが、その持ち主が求めることによって真の姿を解放し、武具となって持ち主に装着される。
それは例えば「鎧と剣」、「魔導衣と杖」、「マイクロビキニとビーチパラソル(みたいな槍)」といった具合だ。
ゲームの主人公は、目の前に立ちふさがる数々の敵キャラ(おもに美少女)と死闘を繰り広げ、そしてそれを打ち倒していく。
エックス・エクス・クロスはその特性として、装着者が致命的なダメージを受けても、一度だけならそれを相殺することができた。
ただし、その持ち主の身代わりとなって砕け散ってしまうのだ。
砕けたエックス・エクス・クロスは、再びその力を取り戻すまでは、元の小さな十字架に戻ってしまう。
――さて、これは“アダルトゲーム”愛好者の間で、伝説的な人気を博したゲームだ。
死闘に敗れた敵キャラは、装着しているエックス・エクス・クロスを砕かれる。
それはつまり、その場で“すっぽんぽん”になることをも意味していた。
戦いに勝ったゲームの主人公は、丸裸になった美少女達と、そこからアダルティックな展開へともつれこんでいく。
――『エックス・エクス・クロス』とは、そんな愛すべきバカエロゲーなのである。
そんなエロエロなゲームの世界に迷いこむこととなった『真宮寺 秋人』は、出会った美少女達を丸裸にしながらも、元の世界への帰還を目指す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-20 20:23:12
198090文字
会話率:22%
あらゆる病や負の魔力を消し去る最強の薬術を持つ、異世界転移者の藤沢藤吾(ふじさわ とうご)は、ある事件をきっかけに自身が持つ全ての薬術が、本来持つ効果とは全く逆に働くようになってしまった。”植物の成長を促す”術は”対象の全ての細胞を死滅”さ
せ…”負の魔力を相殺させる”術は”対象自身の生命エネルギーと相殺”させるという…完全なる『毒』へと変貌していたのである。
人だけでなく魔族にまでも畏れられ、そして恨まれ…行き場を失くした藤吾であったが、思わぬ救いの手が彼に伸びた。
それは、この世界への反逆を目的とするテロリスト集団…”ギフト・ヴェレーノ”の団長、メイリアだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-25 19:00:00
3522文字
会話率:43%
エレベーターが狂った。
その上、うちの会社、毒を撒いてるらしいのです。
最終更新:2016-06-07 15:50:01
6306文字
会話率:16%
突然手に入れたペン。
実はただのペンではなく書いたことを現実にかえることができるペン。
しかしペンには秘密があり、プラスのことを起こせば相殺するようにマイナスのことが起こるという代物だった。
最終更新:2015-07-21 19:28:28
3307文字
会話率:0%
不可能を可能にする力をもつカイン。
可能を不可能にする力をもつエリカ。
対照的な力をもつ二人の少年少女。彼らはお互いの力を相殺する。
カインは一つだけ可能にできないものがあった。
エリカは一つだけ不可能にできないものがあった。
それは、人の
命に関わるコト。
この二人が出会う時。
世界は大きく変わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-05 23:16:01
492文字
会話率:0%
村独自の刑罰である「撲滅刑」は、犯罪を減らす目的で作られた法律である。殴る腕がなければ殴らない。だから無くしてしまえばいい。(2011年11月頃執筆)テーマ:人の暴力性について
(カクヨムにも掲載中)
最終更新:2013-06-17 02:02:59
2264文字
会話率:23%
お題キーワード
入れ替わり 間接キス 加えゴム 太古の守護ゴーレム 修学旅行
洗脳 裁断機B-180型 風呂 関西弁 軍服 敬語 はいてない ツチノコ
七つ道具 相殺魔法 授乳 体育座り 断髪式 停電 ダンジョン 天空
最終更新:2013-04-13 18:37:13
1606文字
会話率:24%
ちょっと不良少年な高岡優夜(たかおか ゆうや)と、突然優夜の家に住むことになった、ちょっと言葉遣いが変な従兄妹、末莉花(まつり はな)と、優夜の愉快な仲間達による日常の物語。1話2000文字以内(例外アリ)なのでさらっと読みたいときにどうぞ
。※基本的にシリアスやストレスと相殺するために書くので、これが更新されている時は疲れてるんだなーと思ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-26 21:00:00
34250文字
会話率:58%
ある日一人の少女が自殺した。
だけどそんなことはこれからの出来事に比べたらとても些細なことだった。
「人を殺すのを、手伝ってほしいの」
彼女はそう言って。
僕はただ了承した。
そんな僕と彼女の狂想劇
最終更新:2010-06-21 00:05:53
19477文字
会話率:48%