稀代の推理小説家、獅子谷敬蔵が建てた〈白生塔〉は窓がひとつもない山上の巨塔である。そこに招かれたのは五人の名探偵とその同伴者達。推理小説オタクにして高名な探偵の桜野美海子と、彼女の活躍を小説にして生計を立てている塚場壮太はその一組であった。
最初の晩、塔の主である獅子谷敬蔵は密室から不可解な消失を遂げ、翌日の朝、使用人のひとりが奇妙な転落死体となって発見される。名探偵達はそれぞれ好き勝手に推理を展開するが、犠牲者は次々と増えていき、さらに唯一の出入り口には外から閂を掛けられ、閉じ込められてしまう。
数々の死線をかいくぐってきた名探偵までもが被害者として惨殺されてしまう異常事態。密室殺人、首切り殺人、クローズドサークル、ダイイングメッセージ、といかにも推理小説らしい趣向が凝らされた事件の様相とは裏腹に、その本質に何やら推理小説の定型を覆す大きな企みがあると皆は感じ始め……。果てに桜野美海子が導き出した事件の真相とは?
(アルファポリス、エブリスタにも掲載中)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-08-08 21:00:00
140176文字
会話率:47%
異能が当たり前の世界
唯一異能を持たないことが異能である少年『アレン』
彼に与えられた二つ名は『虚無』
そんな世界に絶望しつつも
少年は神々が作りし巨塔『バベル』に憧れる
少年は憧れのために力をつけ
それを実現する
そんな彼に与
えられたもう一つの二つ名
それは『聖剣』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-31 22:09:07
714文字
会話率:43%
古都ローランには、多くの巨塔がある。
それがどのように作られ、いつから在ったか、もはや知る者はいない。
それら巨塔に挑むローランの探索者達は命を賭けて名誉と財宝を得ていた。
主人公クラウスも変わらず平凡な探索者の一人である。
ただ一つ、塔
の秘密に触れてしまったことを除いては。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-18 23:34:34
335文字
会話率:9%
「あの地へはまだ遠いか......」
枯れた草木がたたずむ寂しい光景。雲は空をかけ、太陽は上から大地を照らす。その中で一人、人間は歩き続ける。
あの地……迷宮都市ガルディア
そして巨塔バベルへ向かうため
初めまして五月雨です。
なにか小説を書いてみたいと思い短編としてこれを投稿します。文章の評価などくれると
嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-01 10:40:49
1584文字
会話率:27%
俺のデビュー作(笑)
最終更新:2014-01-01 02:36:22
756文字
会話率:0%
一度文明が滅んだ後、人々は各地に残る遺跡の発掘・復元を通して、それなりの技術を復興させた世界。
舞台は遺跡である巨塔〝教典の塔〟を利用して発展した都市。主人公であるソフィアは、十二年前に機械人形に両親を殺され、自身も死にかけたが何とか生
き延びて、両親の友人たるグレンに引き取られ、家業である喫茶店を経営していた。しかし表通りの方に協力なライバル店が出現し、店は閑古鳥が鳴く。暇に伏する生活を送っていると、ある日の夕方、ふらりと行き倒れた青髪の少年、タートを拾う。少年は両親を殺され、どこから逃げてきたらしく、ソフィアは警察に届けようとするが、何故かグレンが反対し、そのまま少年との生活が始まる。
一方その頃、街の上層部では、発掘された制御装置が逃げ出したと大騒ぎになる。街は治安維持部隊である【鋼鉄兵団】を派遣して制御装置の捜索に当たるが、得体の知れないたった一人の灰色の男に武力的な介入され、捜索は難航する。そして一週間、二週間と日にちが経ち、タートもソフィア達との生活になれてきた頃、買い物の帰り道に鋼鉄兵団に襲われ、タートが重傷を負う。そこからソフィア達の日常が崩れ始める。
本作はPxivなどにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-23 21:10:20
115480文字
会話率:50%
2010年末。
突如、異形のものが各地に舞い降りた。
明かりの灯らない街。明滅する光。鳴り止まない轟音。闇の中を蠢く奇妙な影。乾いた風が流れていく。
世界は混沌に包まれた。
地獄と化した街を、息を潜めて駆け抜ける高校生の男女。
狂乱して逃げ
惑う人々の中、次々と異形を滅していく少女。
それを追う、魔神の力を手にした少年。
立ちはだかる、黒い翼を持つ漆黒の者。
異形と人間、人と――人。
果てしなく続く戦い。
交錯する思惑と絡みつく情念。
そして、空を貫くような巨塔が現れる。
この終末の空は何を映すのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-07 18:03:58
1848文字
会話率:27%
山中に聳え立つ巨塔“旧図書館”そこには様々な噂話が伝わっている。曰く“旧図書館の宝”曰く“車椅子の少女”・・・・・・『夏ホラー2008百物語編』参加作品です。
最終更新:2008-07-10 03:56:26
11404文字
会話率:24%
佐々木大智(仮名)の伝説を話していくコメディー小説
最終更新:2005-04-16 08:03:09
1224文字
会話率:22%