あのバカでエロくてピーキーでアル中で自分勝手で加減知らずなヒステリー女――富永佑里の様子がおかしい。そう気づいたのは、あの激動の日から一年以上経ったある日のことだった。倦怠期か。それとも俺の望みが叶い、ようやくアイツは普通の女の子なってくれ
たのか。後者だったら嬉しいことこの上ないのだが……と、俺は悠長なことを考えていたが、それは大きな間違いだった。
「ふふふ、先輩はこっちの方が傷付くでしょ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-06 02:44:43
15469文字
会話率:29%
後輩の富永佑里はバカでエロくてピーキーでアル中でヒステリーな女の子である。そんな彼女に平日の昼間から酒持参の飲み会に誘われた俺の運命はいったいどうなるのだろうか。いつもは殴られるだけだが、今回は時期が時期なので最悪殺されるかもしれない。でも
、それでも俺の中に行かないという選択肢はない。なぜなら彼女をわかってやれる奴は今のところ俺しかいないから。しかし、そうはいっても……面倒くせぇな。
※高校生までほどピュアではないけど社会人ほど擦れてはない。そんな大学生の無気力な先輩とヤンデレの後輩が出会ったとき、複雑な恋が始まる??かもしれない……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-08 02:05:55
34900文字
会話率:55%
(※この作品は作者の「呪殺村」で完結した「霊能力者紅倉美姫シリーズ」の続編的パロディー作品です。重複する部分、ずれている部分とありますが、基本的にこれ一本で独立した作品としてお楽しみください。)
世間的にアンチオカルトの風潮の強い中、東京
キー局中央テレビで久しぶりとなる本格心霊ドキュメント番組の収録が行われ、廃マンションが取り上げられる。
ロケ先に女子高生霊能力者姫倉美紅とその秘書御堂美久が登場し、心霊現象が起こるが、スタジオの専門家からはその真偽を問う声が上がる。女子高生霊能力者は本物なのか?
案の定テレビ局にはクレームが殺到し、局の倫理委員会で審議されることに。一方、収録の行われた廃マンション周辺の小学校中学校では謎のヒステリー病が発生する。
霊能力は本物か? 廃マンションの隠された真実とは? 謎が謎のまま進行する事態に、恐怖は、どこに存在するのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-25 20:19:08
156364文字
会話率:44%
夏がきらいだった。
夏特有の倦怠感、けだるさ、あの人のヒステリー、あの人の名前。
私は夏がきらいだった。
他人の自殺を見るのが趣味のお兄さんと
そんなお兄さんのオトモダチのはなし。
最終更新:2012-04-30 18:06:16
12471文字
会話率:37%