狐妖怪である少女・梅。今日も今日とて人間を化かすべく、悪戯好きな弟共ととある屋敷に忍び込んだ。ーー白無垢の花嫁衣装を纏って。だが、何かがおかしい。隣に座る結婚相手も、この屋敷の様子も何もかもが、だ。と悶々と考えて彼女は思う。まァいっか!と。
それが後々の後悔の種になるとは露と知らずにーー。これは、狐妖怪の兄弟達がまんまと美形腹黒陰陽師の手の平の上で転がされちゃう?かも知れないお話です。*数年前に投稿したものを再編集しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-15 22:00:00
8879文字
会話率:29%
むかしむかし、魔族と妖は仲違いをし、争いました。
彼らの神さま、魔神さまは調停に辟易し、叫びました。
『おまいら、結婚しちまえ!』
そうして、魔神さまプレゼンツの政略結婚が始まりました。
『え、女の子ときゃっきゃうふふが出来ねーじゃん
』
お婿さまは拒否りました。
『浮気してみろ。もぐぞ』
ご先祖さまは冥府から虎視眈々とその時を狙い定めます。
『はじめまして、旦那さま』
お嫁さまとなる予定の妖は――
そして、
『てゅリオスざまはわたざないのでずわー!』
勘違い娘VSお嫁さま(予定)の死者(魔族)と生者(妖)のバトルが勃発する――
※このお話は、政略結婚で彼女の両親が出会う――まで、のお話……のはず。
※政略結婚ではありますが、恋愛はありません。皆様が政略結婚と聞いてすぐに思い浮かべられるお話とは対極の位置にあります。
※キャラが濃くてうざいです。
※2018/6ツギクルにて公開始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-19 14:54:44
63862文字
会話率:28%
主人公:山崎はある休日散歩の途中で神社を見つけ、白無垢姿の花嫁を見かける。その花嫁は山崎が高校時代に二度告白を受けた同級生:佳澄だった。
高校時代の山崎と佳澄の思い出を、ユーモアを交えながらゆったりと描きます。
最終更新:2012-07-12 16:06:09
15523文字
会話率:40%
ビビりの大学生、桐谷竜也は突然面識のない叔父、加藤正志からの財産の相続権を認められる。学生身分で何かと金のかかる竜也は軽い気持ちでど田舎の叔父の家に向かうが、加藤家には次々と謎の現象が起こりはじめる。
そして正志自身も謎の白無垢の女に遭遇し
てしまう。
白無垢の女の正体とは?そこには悲しく忌わしい過去があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-10 22:45:07
1152文字
会話率:32%