幼い『おハナ』は、『お兄ちゃん』が大好きです。
ちょうちょを追いかけていたおハナは、うっかり迷子になってしまいます。
見知らぬ道へ出てしまい、お兄ちゃんともう会えないかもしれないと泣きそうになるおハナですが、稽古着に身を包んだちょっぴり自信
過剰な青年『宗次郎』と出会います。
おハナは剣術稽古をつけに行く所だと言う彼について、稽古先へ向かうことに。
ずっと不安と寂しさでいっぱいだったおハナでしたが、明るくて『おかしい』宗次郎と話すうちに、だんだんと元気を取り戻します。またおハナは、宗次郎ともっと一緒にいたいと思いはじめます。
宗次郎はどこへ向かうのでしょうか。
果たしておハナは無事、家へと帰れるのでしょうか。
幼いおハナの、ちいさな物語です。
2005年1月11日発行、小禄高校文芸部『第14号「まんぐろうぶ」』から同題・本名名義の転載作品です。
2011年8月6日 推敲折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-09 22:06:51
3547文字
会話率:0%
僕を、あなたを、どう感じようか。わからなくて私は泣きそうになる。
キーワード:
最終更新:2009-05-15 12:53:47
640文字
会話率:0%
心と離れてから、もうずいぶん経つ。涼輔は忘れかけていた約束を思い出す。『例の唄』のこと。この唄はふたりを繋いでくれた唄だったから。絶対忘れないという、約束。唄を思い出すと、心のことも思い出してきた。泣きそうになる。そんな時電話が鳴った。それ
は心からの電話だった。遠恋をおおまかに書きました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-28 22:55:44
2175文字
会話率:20%