死は生に依りて来たる。
宜しく其れ生にて初まるを見死にて終わるべし。
応に生を嘆くべし。
死を恐る勿れ。
―――――――――――『死不怖論』
”恐るは死よりも生である”
空に聳える金翅鳥が住まう天界。
金翅鳥を従える空の王、迦楼羅天。
海域に構える龍宮に住まう龍族。
その美しい宮は四海竜王に護られ、”乙姫”の加護により君臨する海城。
そしてその間に聳える人間たちの暮らす地上。
3つの世界の均衡を護るために立ち上がったのは新任の”乙姫”とその騎獣”白麒麟”。
果たして、二人が選んだ三域を護る術とは―――?
死を恐れず今を生き抜くふたりの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-13 18:57:32
6223文字
会話率:21%
平凡よりもちょっと下をいくレイリアは、ひょんな事から温和なお嬢様、イルアの住むバルクス家の使用人として招かれた。大好きな騎獣のお世話をさせてもらえて穏やかな日々を過ごしていた矢先、突然の襲撃を受けて、レイリアはバルクス家の秘密を知ってしまう
事に——。
招かれたのは温和なお嬢様のお屋敷・・・の筈が!
(R15は保険です。残酷描写は最後の方にちょこっと。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-16 00:48:30
150536文字
会話率:53%