村で一番の美女である事を認められた。
それは誉れではない。この村では美女は差し出される。古の怪物に。
そう、この村随一の美女になるということは――贄になるということだから。
最終更新:2011-04-07 20:56:24
7761文字
会話率:3%
閏年委員会の議長の話。小石を蹴飛ばすことに情熱を傾ける人達が集まる大会が宇宙のどこかには存在するかもしれない…
最終更新:2011-04-04 21:00:00
3071文字
会話率:27%
2月29日、それは四年に一度しか来ない閏年。それが彼女の誕生日だった。二人は共に別々の海外に居て二人の愛が本物なら、一年に一度の手紙でも絆は揺るがないと信じて、そして四の歳月は流れて二人は約束の場所へ向かう。
最終更新:2009-06-02 10:50:34
1143文字
会話率:24%
斑尾南壱は、十六歳のときに記憶を失った。それから五年。徐々に元の生活に戻り始めていた南壱のもとに一本の電話が入る。「小池閏が死んだよ」と。
最終更新:2008-06-25 17:59:23
1252文字
会話率:47%
その地方には神隠しの伝承があった。閏日、二月二十九日に生まれた赤子は深夜になると忽然と姿を消す、と。そしてこの日、十二歳になったばかりの伊織に弟が生まれようとしていた……。
最終更新:2008-02-29 23:58:19
4185文字
会話率:22%