その空間は酷く草臥れているようだった。
最終更新:2010-02-19 23:05:41
1710文字
会話率:0%
別れを告げて異世界へ飛び立った一人の少年「海(かい」。それを追うように波瑠(はる)もその世界の扉を叩く。白い光に包まれて、たどり着いたのは何処か不思議な世界。たくさんの人やモンスターと出会い成長していく中で、波瑠は海を連れ戻すことができるの
か。また、海が異世界に飛び立った訳は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-07-26 21:37:54
9137文字
会話率:30%
物語が始まるのはいつも、二人が笑い合い、あるいは憎み合い、またあるいはすれ違ったその時から。でも、その前は?――物語が始まる前の、物語です。
最終更新:2009-02-14 16:33:49
3368文字
会話率:42%
「約束の音色亭へようこそ!長旅だったみたいですね、ごくろうさまです。この街は初めてでしょう?……はい。だって、お見かけしたことがないから。わたしはネネムです。待ち人の登録簿を預かってます。――お客さんのお名前も聞いてていいですか?……ありが
とうございます。いま、飲み物と食べ物を運ばせますね。――品書き?ありますけど、お薦めのものをちゃんと用意して持ってきますから、好きなところにかけてお待ちくださいな!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-10-21 08:15:42
9379文字
会話率:34%
秋の雨は冷たい。待ち人にも、恋人にも、誰の掌にだって、等しく冷たく、温もりを奪い去っていく。でも、それでももう一度と、人はあの温もりを感じていたいと思わずにはいられないのだろう。
最終更新:2008-09-20 16:11:18
2092文字
会話率:27%
待つのなんて、もうやめろよ。そう言ってやりたいのに。
最終更新:2007-11-20 11:44:34
1600文字
会話率:26%
待ち人が来ず、暇つぶしに買ったジュース。飲み終わり、紙コップを捨てようとすると、あったはずのゴミ箱がなくなっていた。晩夏のお祭りの最中に起こった、不思議な出来事。
最終更新:2007-02-25 14:32:30
1664文字
会話率:46%
毎朝、俺の嫌いな桜の木の下で俺を待っている彼女。最初は苦手だったが……。
最終更新:2006-12-02 21:58:24
1027文字
会話率:3%