教師および生徒会の不在。風紀委員も崩壊。野放しにされた生徒たちの多くは、好き放題に校庭で暮らし始めてしまった。校舎で暮らす人々は権力に従うかわりに快適であり、ここに格差社会が誕生する。
その上、さまざまな不運も重なり校庭の人々が天下の窮
民と呼べるような惨状になってしまう。学園はついに戦国乱世を迎えたのだった。
※哲学ガールズ小説大賞参加作品です。加筆修正し他サイトより転載。
※フィクションですので、史実と異なる箇所が御座います。予め御了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-07 18:00:00
113126文字
会話率:37%
僕、こと秋里(あきさと) 初瀬(はつせ)はごく普通の高校生だ。 人よりもちょっと読む本の量と質の方向性が変なだけで、親友にはSだのなんだの言われているが、ただ平均より頭脳はチョイ上、体力は並チョイ下。 そんな一山幾らでどこにでもいそうな奴。
いなくなってもいいとか何とか、そういうのは全くないけれど…ありふれた人間だし、そんな生活。 ―――そんなある日のことだった… 親友と一緒に、異世界に落とされたのは。 しかもヲイコラ、どうなってんだ。 僕の運動能力が物凄く下がった代わり、僕はどこぞの天才級の頭脳を手に入れていた。 親友はもともとそれなりによかった運動能力が一気に向上した代わり、もともと馬鹿だったのがさらに輪をかけて馬鹿になった。 帰る方法のためこき使わせろ(意訳)とかほざきやがった王に切れた僕達は魔王討伐…と見せかけ魔王軍に入隊する。 敵は本能寺にありならぬ、敵は王国にあり。 毒舌S軍師(親友談)とヘタレ馬鹿将軍(初瀬談)による憂さ晴らしと魔王軍での成功と陰謀と闇討ちを描くサクセス(?)・ストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-07 17:42:37
90403文字
会話率:42%