右を向けば塵、左を向けば屑、四方を囲むのは不細工な血と肉の塊。汚泥に塗れた腐乱世界で、僕は嗤いを堪えながら勇者と呼ばれ生きている。
最終更新:2009-04-07 01:22:11
7001文字
会話率:42%
内戦の決着のついた戦場跡で、かろうじて命を存えた少年は、もう一人息のあった男を、戦跡も生々しいその場所から引きずって、近場の森へと避難した。やがて眼を覚ました男と少年は、後にした戦場に現れた光に目を奪われる。それは死んだ人間の魂の光だった。
幻想的なその光に、知った魂を探そうとしていた男は、自分を助けた少年が17歳だと知ると、身を固くした。そしてゆっくりと男は自分の過去を話し始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-01-18 16:48:30
8897文字
会話率:47%
人の命とは一体何なのか。人を殺す事はそれ程に罪なのか。苦痛と狂気、絶望と歪曲の世界で必死に生きる事は、いけない事なのか。「さぁ、選びなさい」黒兎はそう嗤い、謳い、踊り、平等な選択を世界に呈示した。生か死か。勝利か敗北か。ヒトか――化物か。
最終更新:2007-11-15 01:40:52
4468文字
会話率:2%
地球という小さな星で起きた大きな事件
最終更新:2007-05-21 20:03:15
3904文字
会話率:66%
夜の学校、そこにいかにも似つかわしくない少年といかにも似合う少女が居た。真夜中の散歩で二人は何を見るのか?
キーワード:
最終更新:2006-11-28 07:41:22
1954文字
会話率:32%
漆黒の髪に紅い瞳、血のような深紅のロングコートを着た【請負人】月詠咲夜。【嗤う死神】の異名を持つ咲夜は寄せられた依頼を完遂することが出来るのか?
最終更新:2006-11-09 20:21:27
3621文字
会話率:36%