わたくし、悪役令嬢メイリア・エルトゥルーセルは見事前世を思い出した……断罪イベントの真っ最中で。
このまま行けば国外追放まっしぐら。どないせいと言うのよこれ。絶望していると、主人公であるソフィアから思わぬ制止の声が。いったいどういう事だとい
ぶかしんでいると、主人公から言われたのはあまりにもなお言葉。
「わたし、2週目のキャラも攻略したいんです。でもそれには悪役令嬢も必要だから……メイリア様、私のために学園に残って、私のために馬に蹴られてください!」
なんですって!?なぜわたくしがあなたの駒になれなければいけないのよ!?
そんなの絶対ごめんだ。メイリアは主人公より先に2週目キャラを攻略することを決意する。まずは聡明で次期宰相、だが奥手でヘタレだと期待の声が高い第2王子キシュタリアから……ってあら、あっさり企みがばれましたわ。流石次期宰相、頭が良いのね……。
遂にお縄につかねばならぬのか、そう覚悟したメイリアだったが、キシュタリアから意外な提案を受ける。
「僕もソフィアのことは怪しいと思っているんだ。どうだ、僕と手を組んでみないか。」
メイリアは見事2週目キャラを攻略し、主人公をギャフンと言わせられるのか。
これは性格が悪くて高飛車で有能でだけどちょっと抜けて思いの外一途な悪役令嬢メイリアが、奥手でヘタレで流されやすくてでも賢くてちょっと優しい第2王子キシュタリアをあちらこちら振り回しながら、ざまぁを目指すお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-17 11:41:35
7311文字
会話率:25%
3年前ーーー突然異世界に転移した主人公は、チートを貰っていたが、特に誰からも何も言われずに平和な日々を過ごしていたが、それは彼女ーーー悪役令嬢であるルナとの出会いで一変する。
これは冤罪で国を追われた悪役令嬢を溺愛したりされたりしながら、チ
ートを使ってざまぁをする(予定)という名のただのだだ甘な溺愛物語。
※アルファポリスにてこちらもリメイクする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-22 08:08:32
133284文字
会話率:54%
「シュタッツ家さえ居なければ・・・」
アマンダ・タードの祖父の遺言。シュタッツ家への恨みを聞き続けたアマンダはシュタッツ家の娘、セリスを悪役令嬢に仕立て上げるために行動を始める。
最終更新:2017-08-28 21:32:14
7945文字
会話率:54%