高校二年生・椎名瑠奈には夏休みまで彼女がいた。しかし、彼女の恋人はもういない。彼女の恋人は瑠奈を無理心中に誘った挙句、一人で勝手に死んでしまったから。
そんな瑠奈はある日の昼休み、死んでしまった彼女に酷似した少女・和泉すばるに出会う。す
ばるもまた、彼氏との心中に失敗して一人逝き損なってしまった少女だった。
「中途半端に終わってしまった恋を上塗りするために付き合わない?」
そう言うすばるに無理やり「恋人ごっこ」に瑠奈はひょんなことから付き合わされることになる。
同性愛者の瑠奈と異性愛者のすばる。根本的な恋愛観がかみ合わない二人だったけれど一緒の時を重ねて、お互いに傷を舐めあう中で、二人の関係は変化していく。
これは、中途半端に囚われた少女二人の、一週間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 16:09:33
32583文字
会話率:40%
やるせない生活を送る高校生が、迷い込んだ世界は未来だった。ありきたりな世界を抜けて「非日常」を探すひと夏の物語。
最終更新:2018-11-25 23:06:06
43658文字
会話率:64%
化物じみたやつらと化物じみた武器と化物が出てくるお話が書きたかったので書きました。
キーワード:
最終更新:2018-08-18 01:29:36
23612文字
会話率:44%
古びた駅に一本の列車通り、男はその列車に乗るために足を運ぶ。
いつもなら乗客が居ない列車だが、その日は一人の少女がいた。
男は暇を潰す為に、少女の過去について聞いていく。
彼女は何の用でこの列車に居るのか?そして、この男の正体は?
最終更新:2017-03-06 23:51:46
5122文字
会話率:46%
「∃─δ」シリーズ第二作
最終更新:2017-02-02 15:40:10
797文字
会話率:9%
瑞反高校二年生のハルキは家に帰宅し睡眠を取ろうとした瞬間謎の男の声が聞こえ異世界に飛ばされてしまう。意識を取り戻したハルキ、周りには同じ瑞反高校の先輩後輩、同級生達。みんなで協力しこの異世界【シルムダン】でのサバイバル生活が始まった。
最終更新:2016-12-24 16:31:13
27633文字
会話率:78%
地球の片隅に在る美しく広大な地、ワンディア。
この地に伝わる「器」をめぐるお話。
人は運命を確変させ、人は過去の闇霧を切り払い、人は想いを紡ぐ。
※一部、人によって不快だと感じる表現描写があります(拙い文章の方が問題ですが)。残酷な描写も
少なからずありますので、15歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。又、残酷な表現が苦手な方も閲覧を控えるようお願い致します。
タグ付けしましたが、念のため忠告させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-04 12:03:38
1238文字
会話率:18%
世を儚む数々の人は、どのようにして自らの足跡を遺したのか。また、あるいはそれすら叶わなかった哀れな者たちの物語を、だれがどのようにして遺したのか。それは彼らの想像力によって生まれ出でた遺言なのだ。
その遺言を遺すことこそが私にできる役
目。
the Terminal Taint-Teller≪終わり無く果てる語り手≫の役目。
※他サイトで書いた短編集です。ささやかな読書体験を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-28 22:54:22
52453文字
会話率:29%
川島先輩は、学内でも有名な先輩だ。薬学部の学生とは思えぬような実力の持ち主である。学問的なことでは、先生方とも平気でやりあうような人だ。また、彼の性格はあまり人に好かれるような性格ではなく、かなり冷たい印象を受ける。しかし、ある時、彼の性
格が一変。人間味のある、面白い先輩になってしまった。
だが、さらに驚くことがあった。実は、以前は、明るく面白い人柄だったらしい。何で、性格が変わってしまったのかを僕はこの話の中で探っていく。そして、ついにその理由が明らかになる。
川島先輩を通じて、薬学部の世界を描いている。薬学部ってどういうところなのかも知ることができる。薬学の世界に生きる人間像を学生の視点で表現している。また、途中より出てくる阿修羅像がどう関係してくるのかが非常に興味深い。
ラストは、川島先輩の将来についてである。彼は、これからどうなるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-20 23:05:56
3752文字
会話率:23%