酉越うたかには婚約者がいる。お相手は画家を志す十歳年上の青年、九頭春匡。彼はうたかの姉である染花の幼馴染で、モデルとして活動する姉の絵を数多く手掛けている。年は離れているけれども、うたかは春匡のことが好きだ。でも、春匡は染花が好き。染花も
春匡が好き。しかし、春匡は九頭家を、染花は酉越家を継がなければならない。それは生まれた時からの決まり事で覆すことは適わなかった。
染花は婿を取り、酉越家の名を継ぐ資格を得た。結婚式会場に祝福の花吹雪が舞い散る頃、春匡のアトリエでも紙吹雪が舞い散った。拙い絵から本格的なデッサンまで、染花を描いたありとあらゆる絵が千々に破かれ、アトリエの床を埋める。その日以降、春匡は人物画を描かなくなった。
人と向き合わなくなった春匡との関係に悩むうたかの前に、ある日、辰見幸と名乗る少女が現れる。
「酉越うたかは、九頭春匡と結婚できないわ。だって、ここは『幸のない日々』の世界なんだもの。どうしてそんなことが言えるのかって? だって、あたしがヒロインなんだもん」
うたかが築き上げてきた過去と絆を否定する幸。うたかは未来と絆を守り切れるのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-26 23:10:27
19994文字
会話率:44%
優しくて甘やかし癖のある年下彼氏と付き合いはじめて二年。まったり日々を過ごしていた私へ元彼の帰国が告げられる。不穏な彼氏の行動。変わらない元彼。焦る私。三者に巻き込まれる親友。過去と今。理想と現実がこじれて振り回される。お伽話を添えた恋の話
。※notファンタジー/Yesお伽噺のようなご都合展開※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-21 21:57:43
7208文字
会話率:42%
静かで平和な村ドザンク
人々は温厚でとても平和です
しかし、ドザンクには滅多に他の地方から人がやって来ません
それはドザンクが森に囲まれているからです
森にはとても恐ろしい獣達が住んでいます
その森に迷い混み多くの人が命を落としました
肉親に会いに隣町へ行こうとした者
食糧の調達に狩りに出た者
好奇心旺盛な子供達
森の中がどうなっているのか深く知る人はあまりいません
それを知っているのはこの村に食物を持ち込み商売をしている狩人のグレンドルフラルフだけなのです
※更新停止中です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-30 06:33:25
8364文字
会話率:74%
「日替わり創作お題」で出たお題で書いた。コレ、子供の頃やった事ある人居ると思う。何かワクワクした。でも案外近場に落ちるのでちょっとがっかり。晩夏の風の強い日だと意外に遠くに旅してくれるかも知れないが。
「街にry」とタイトルと中身差替(
10/28)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-19 13:24:40
200文字
会話率:16%
「創作小説おだいったー」で出たお題で書いた。みんなも、寝ている豹から逃げる時は慌てず騒がず慎重にな。でないと捕食されるぜ。
最終更新:2013-10-09 21:55:00
200文字
会話率:15%