ソフィアが前世の記憶を思い出したのは、ゲームのプロローグが終わったときだった。
そして、ここがただの異世界転生先でなく、前世で遊んだ乙女ゲーム【シュラナンテの果実】の世界だと気付いたときには(多分)オープニングムービー辺りにいて、既に逃げら
れない状況だった。
ゲームは魔法の存在する中世ヨーロッパ風世界。
主人公のソフィアは、本来貴族しか使えないはずの魔法を平民の身でありながら何故か使えるようになる。「魔法が使える者は皆、魔法学院を修了するべし」という国の法に則り、16歳になったばかりのソフィアも魔法学院へと編入することになる。
そこで出会うのは、見目麗しく成績も優秀な6人の攻略対象たち。彼らと出会い、1年間共に学ぶ中で愛を育んでいく、王道の学園恋愛ファンタジー!
さあ、ソフィア。貴女は誰との未来を選ぶ?
「いやいやいやいや、無理無理無理無理!だって全員、既に相手がいるじゃない!どれだけ顔が良くって高スペックでも、略奪なんて冗談じゃないわ!必要だから勉強はするけど、誰が好き好んでルートを進むものですか!」
それは無理。友情ルートはこのゲームにないから。
「なら、新しく作るわよ!だって私はゲームの主人公なんだからっっ!!」
前世の記憶を思い出してしまったがために、全力で攻略ルートを拒否する主人公と、それによって運命の歯車が回る物語です。
※不定期更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-11 17:14:48
20897文字
会話率:46%
悪役令嬢フィオナ・ニコラ・ボイルとその取り巻きエミリア・ノーリーン・サールは前世の記憶を持つ転生者であった。乙女ゲーム『カメリア学園で今夜パーティを』の初の強制イベントは魔球技大会である。
順位によってルート突入とか、ちょっと待って前世
喪女のフィオナ様は誰とお出かけしたら良いんですか?果たして絶対的ヒロインに打ち勝ちお目当ての男子とお出かけは叶うのか。
※この話はシリーズものです。1から順番に話が続いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-26 02:03:38
3681文字
会話率:56%
フィオナとエミリアは前世の記憶持ちなイケてない日本女子。2人は乙女ゲーム『カメリア学園で今夜パーティを』の世界でフィオナの初恋を開花させるべく奮闘し、フィオナはついに攻略対象者の1人に恋することとなった。
でも待ってフィオナさん。よく考
えたらそれって王族の婚約者がいるのに、心移りって言うか浮気って言うか、断罪一直線の展開じゃないですか!?
学園の混乱はカオス極まり、誤解が誤解を呼ぶ負の連鎖へと発展していく・・・
※この話は2話目です。まずは1話の方を先にお読みください。
※勘違いBL、妄想百合展開があります。ガチなものはありませんが、苦手な方はブラウザバックを推奨します。
※15年11月8日 実際にあるギャルゲーと名前がかぶるとのご指摘いただいたので乙女ゲームの名前を『カメリア学園で今夜パーティを』略して『カメコン』に変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-26 21:31:26
22719文字
会話率:48%
乙女ゲーム『カメリア学園で今夜パーティを』の世界の「悪役令嬢フィオナ・ニコラ・ボイル」と「その取り巻きエミリア・ノーリーン・サール」は転生して前世の記憶をもつ元イケてない系日本女子。そんな2人はフィオナの初めての恋を花開かせようとしていた
。
「私ね、どうも誰ともお付き合いしないまま前世を終えちゃったみたいなの。成人して十数年後に」
どう聞いても喪女様です本当にありがとうございました。
攻略対象は6人。フィオナは性格を抜きにすれば絶世の美少女。
いける、いけるわ!エミリアは前世喪女の彼女のために、攻略対象を紹介していくが・・・イケメン拒否反応って、それどういうこと?
※ちょっと汚い表現があります。ご注意ください。
※15年11月5日 小説タイトルを変更しました(旧:フィオナ・ニコラ・ボイルはB専の拗らせ系女子)。シリーズ化し、続きをアップしました。
※15年11月8日 実際にあるギャルゲーと名前がかぶるとのご指摘いただいたので乙女ゲームの名前を『カメリア学園で今夜パーティを』略して『カメコン』に変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-26 02:51:13
22084文字
会話率:50%