この物語の主人公――上谷祐介は小学生の頃からずっと、如月奏のことが好きだった。もちろん、今も好きだ。
友達の日原兄妹は、そんな彼のことを茶化しながらも応援してくれていた。絶対に本人たちには言わないけど、良い親友だと思っている。
だが
、そんな楽しい、心地よい日々は、突然に終わりを告げた。
いつまでも続いて行きそうな四角形は彼の勘違いによって欠けてしまった。間違いに気付いた時には、もうとっくに手遅れ。
絶望に打ちひしがれる彼だが、そこに女神が現れた。
「如月奏に謝るために、異世界に行ってみませんか?」
※ 異世界のカテゴリーですが、最初の現実世界の話が長めです。まるでなかなか魔法少女にならない『まどマギ』みたいですけど……って普通じゃん。
※ ギャグ多めです。
※ 上記のようにアニメパロネタも多めです。
※ あとは特にないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-17 07:31:50
147869文字
会話率:47%