★皆様のおかげで書籍化が決定しました!
角川ビーンズ文庫様より、12/28に発売されます!
パーティー会場にて、公爵令嬢ヴァイオレットは、王太子であるダッサムから婚約破棄を宣言されていた。
どうにも、異世界から転生してきた聖女様を、ヴァイ
オレットが苛めたことが原因らしい。
「殿下、こちらが婚約解消の書類ですわ。公爵家側の署名は済ませてあります」「何!?」
しかしヴァイオレットは負けない。悲しいし辛いけれど、どうにかこの場を乗り切らなければと頑張っていると、なんと突然、パーティーに招いた隣国の皇帝が倒れてしまう。
こんな時こそ薬の出番だと、国家薬師の資格を持つヴァイオレットは立ち上がった。
そして、皇帝──シュヴァリエの命を救うために薬を口移しで飲ませた直後、ヴァイオレットの人生は一転することになる。
「私の国では初めてキスをした者を妻にしなければならないんだ」「……えっ? つまり……?」
一方、ヴァイオレットと婚約解消したダッサムは、ヴァイオレットの重要性を知ることとなり──?
これは、婚約破棄されたヴァイオレットが、実はヴァイオレットのことが好き過ぎて重大な嘘をついてしまったシュヴァリエに、すれ違いながらも深く愛されていくお話です。
ヒロインの名前ですが、オフィーリアからヴァイオレットに変更いたしました。
R15は保険です。
短編では日間総合1位いただきました。ありがとうございます!
【連載版】は日間総合4位!7/21朝 ありがとうございます!
ご都合主義な箇所もありますが、温かい目で見守ってくださると嬉しいです。
アルファポリス様&カクヨム様でも掲載しています。小説家になろう様先行掲載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 19:06:42
107231文字
会話率:42%
眩しい光に包まれたと思ったらいつの間にか神殿にいた私とクレアちゃん。は?魔王を倒して?そんなの嫌よ。お こ と わ り 。ねえちょっと、私とクレアちゃんで態度に格差ありすぎじゃない?ええ、クレアちゃんは女神のように美しいけどさ。え
?なに?私が黒髪だから?黒髪なんて日本にはうじゃうじゃいるわよ!こうして私は王宮の外れにある塔で幽閉生活を送ることになった。宰相が性悪だし、自分で読みたい本を選べないし、外にほんの少ししかでられないけどまあまあ快適な幽閉生活を送っています。
しかし、幽閉生活は突然幕を閉じる。
「あんたが生贄?」「え?私生贄なの?」「え?生贄じゃないの?」「え?」「え?」こうして私は魔界の王子に攫われました☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-16 16:30:37
7590文字
会話率:48%