彼は、日本人だった。何故か異世界へ墜ちた。そこから始まる物語。
彼は魔王(最強)を倒しには行かないし、冒険者ギルドに登録もしないし、奴隷や亜人のハーレムも築かない。ただ、大地(ある種最強)を相手にベイビーの認知(登録)をしつつ、奴隷の如く働
いてアリの大家族を築くだけ。
これは、平和なアリの物語。
先の見えない虚空の物語だ。
※虫嫌いの方はご注意を。
・別作品と世界感を共有しております。
・誰得なギャグ物語で、更新不定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 11:00:00
30560文字
会話率:32%
15歳になると誰もがスキルを授かる世界でジェームズ・アトラスは、世界最強の軍事国家と名高いクラール帝国の重鎮、アトラス家に恥じぬスキルを授かることを期待されていた。
しかし、授かったスキルは【共鳴者】という前代未聞のスキルだった。帝国の大書
庫にも一切の情報がなかった為、ジェームズの【共鳴者】は“ハズレスキル”の烙印を押されてしまう。
さらに、双子の弟ジュピターが授かったスキルが【爆炎の魔術師】と非常に強力だったことと、クラール帝国が実力主義国家ということが災いして、ジェームズはアトラス家を追放され、根無し草になってしまう。
手切れ金として渡された金貨5枚で各地を転々としていたジェームズは、盗賊による強襲を受け、生命の危機に陥る。絶体絶命のその時、【共鳴者】が真価を発揮する...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 17:53:55
19577文字
会話率:43%