これは、自堕落で起きている時間より、ねている時間の方が長い大きな亀と主(宿主)の為に影(体内)から支える健気な眷属(免疫細胞)の物語。
『……体の中が騒がしいな。……腹の……虫?そう言えば、五十年は食べてな……ZZzzz……』
「人間ど
もの侵入をこれ以上許すな!!命に変えても死守するのだ!!」
「「「おお!!!」」」
「上空より、魔術師が多数襲来!!」
「衛生兵!!衛生兵!!」
『Zzzzz……』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-09 17:03:06
12785文字
会話率:34%