これは、昔々‥‥と言ってもほんの七年前。
ある少年が女神様に選ばれ、聖女様に頼られ『勇者』になるお話。
彼、『勇者』は魔王を倒すべく頼りになる仲間たちと共に色々な所に赴き力を得る。そして、いつか魔王を倒すために日々努力するのだ。
エルフ
・ドワーフの里
聖都ネスティア
獣人の国
迷宮都市
と、この他にも色々な所に出向き別れと出逢いを繰り返し、彼は『勇者』として成長していった。
‥‥‥話が少し逸れて、これは『勇者』が『魔王』を倒すために努力するお話では無くなる。
信頼していた仲間の一人が、恋人であり、最愛のパートナーである聖女と、頼もしい仲間達を攫って帝国に逃げてしまったのだ。
当然、怒った勇者はすぐに後を追った。仲間を助ける為に、彼女を、シルを救うために。
‥‥‥闘いは壮絶なものとなった。が、やはりどの物語でも最後はハッピーエンド。勇者はかつての仲間を倒し、聖女と、本当に信頼のできる仲間を救い出す。
このままハッピーエンド‥‥そう思ったが、現実はそう甘く無かった。
仲間達は酷く悲しんだ。攫われたと言っても、信頼していた仲間だったのだ。そして、そんな大事な親友を手に掛けてしまった勇者も、酷く悲しみながら、それでも『勇者』である彼は歩みを進める。
そして、そんな悲しみを背に、彼は仲間達と共に魔王の下へと向かい、そこで彼は
最愛の彼女、『聖女』を失う。
魔王を倒した代わりに最愛の女性を失った勇者は悲しみに暮れ、最後には剣を捨てて自分の世界へと戻る決断をする。
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そして、此処までは序章。
これから先のお話は、一度は元の生活に戻った勇者が、もう一度剣を手に世界を救う為に奮闘する物語。
悲しみに沈んだ勇者が、元の笑顔を取り戻し、もう一度世界を救う事ができるのか。
皆様にご確認して頂けたら幸いに御座います。
外伝の方も御座います。よかったら、そちらもご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 16:00:00
222168文字
会話率:62%
気付いたら真っ白な空間にいました。目の前には超美人だけど男っぽい言動をする女神様。「僕は死んだんですか?」「あぁ、死んだな」あっさり肯定されました。「率直に言おう。私の世界に転生しないか?」健康な体さえ保証してもらえるなら喜んで!……って
、転生したはいいけどすごいチートじゃない?ランダムのはずの容姿や地位まで最上級に限りなく近いとかアリエナイんですけど。いくらハイスペックだからって生まれたばかりの子供を暗殺しようとするのは大人としてどうかと思うよ!?
※幼少期はふっとばして十歳から始まります。
※※気まぐれ更新。頭の中で完結はしていますが、上手く文にできないので思い出したように執筆します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-01 00:00:00
68532文字
会話率:41%